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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その507=記憶に変わる時。

「また遊んでやる。 それまでにまた綺麗な躯に戻っていろ。 汚れた物は穢す気にもならないからな。」
 三宅は突然、ワンピースの胸元に手を滑り込ませ、下着を付けていない裸の乳房をぎゅっと握った。 人差し指で蕾をぴんと弾く。 咲織が羞恥に染まるよりも早く、三宅は入線した水色の電車に消えていった。

 シャワーの湯滴にも震える傷ついた肌が愛おしかった。 ひりつく痛みを歓びで迎えた。 そっと優しく水滴をタオルで押さえた。 まるで青くなった胸の鞭跡が憧れのスターから貰った大事なサインでもあるかの様に。 

 鏡に映した。 内出血が雀斑のように浮かんだ胸、青黒い線が幾筋も咬み付いた尻たぼ、まだ腫れの赤味がのこる秘肉。 咲織はそれらにそっと触れた。 痛みが甘く甦ってくる。 躯の芯から濡れてくるのが自分でも判った。

『いけない。 私の躯は私の物じゃない。 ご主人様の物。 この躯に触れていいのは、この躯を自由にしていいのは、ご主人様だけ。』

 咲織は自分で慰めたい衝動を堪えてバスローブを羽織り、父の形見のソファに身を預けた。 左手のテーブルの上に置いたケータイを見つめた。 いつまでも、ケータイは光らなかった。 自分からメールすることはとても出来なかった。 そもそも何を打てばいいのか咲織には判らなかった。

 躯は馴れない運動をした後の様に物憂く、何処か現実感から遊離していた。 じわじわとした痒いような痛みが躯のそこかしこから響いてくる。 痛みが幸せの知らせではなく哀しみの予兆に変わっていくのを感じていた。 痛みは静かに癒えていく。 三宅との蜜月が記憶に変わっていく様に。 夜がとてつもなく長くそして重かった。

 霧のような眠りの中で、微かな光が点滅した。 赤い光が三宅からのメールだと知らせている。 無意識の内に手を伸ばす。 

『明日は、いつもの様に後ろの穴にディルドゥを填めて出社しなさい。 前は、次に俺が使う時までに傷を綺麗に治しておきなさい。 それまでは勝手に触れないように。』

 素っ気ない三宅のメールの中の『次に』の文字に咲織は胸を熱くさせて、眠りに落ちた。 

 朝、軽く食事を摂った後、三宅のメールに従うために咲織は自ら浣腸をした。 尻を突き出して薬液を注入する恥ずかしくも屈辱的な作業は何度しても馴れなかった。 トイレに行くまでの自分に課した十分間は苦痛以外の何者でもなかった。

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