
『あぁ、何だろう、今まで感じた事も無い痛い様な甘いときめき。 胸を羽根で擽られているみたい。 これが、本当の恋? 壊したくは無いのに。 それなのに私は・・・。』
高速の高架手前角で白いビルの奥まった玄関に向かった。
「いらっしゃませ」
ダークグレーのダブルスーツに恭しくドアを開けられ中に入った。
「このホテルが大人のディズニーランドだったんですか。」
「そう。 多分、私を穢れから解放してくれるところ。 諦めてね。 何処へでもって言ってくれたんだから。」
案内された部屋に入ると、巨大なベッドが眼に飛び込んできた。 肌触りの良さそうな白いリネンが二人を誘うように掛けられている。
お決まりのセリフを言い尽くすと案内してきたボーイが退出していった。 美沙は初めての恋の熱に浮かされた少女の様に瞳を輝かせ、頬を染めて、一樹の頸に腕を巻き付けると、背伸びをして唇を寄せた。 最初は触れるだけ。 それだけで唇から痺れる様な電流が躯を貫いた。
『キスだけでこんなにも躯が震える。 心が満たされる。 きらきらと透明なそれでいて凄く豊かな水が胸いっぱいに満ちてくる。 これが恋? 今、私は恋をしている。』
焦れったそうに一樹の腕を取って自分の腰に巻き付けさせる。 そして、舌で一樹の唇を開かせ、舌を口の中に侵入させた。 美沙の舌は一樹の歯茎を上顎を舐めて行く。 受け身だった一樹の舌がおずおずと寄り添う。 美沙は舌で一樹の舌を捉え、口の中に誘った。 甘い唾を一樹の口に注ぐ。 一樹が喉を鳴らしたのが聞こえる。 やがて、一樹の舌が美沙の口の中に入ってきた。 絡み合った舌は甘いロンドを舞い、腰に巻き合った腕はひしと互いの躯を密着させる。
美沙は一樹の舌を強く吸った。 それに反応して一樹の腕が細い腰が折れるほどに美沙を抱き締めてくる。 美沙は同じように吸われるのを期待して、一樹の口の中に舌を差し入れる。 今度は美沙の舌が激しく吸われた。
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「そう。 多分、私を穢れから解放してくれるところ。 諦めてね。 何処へでもって言ってくれたんだから。」
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『キスだけでこんなにも躯が震える。 心が満たされる。 きらきらと透明なそれでいて凄く豊かな水が胸いっぱいに満ちてくる。 これが恋? 今、私は恋をしている。』
焦れったそうに一樹の腕を取って自分の腰に巻き付けさせる。 そして、舌で一樹の唇を開かせ、舌を口の中に侵入させた。 美沙の舌は一樹の歯茎を上顎を舐めて行く。 受け身だった一樹の舌がおずおずと寄り添う。 美沙は舌で一樹の舌を捉え、口の中に誘った。 甘い唾を一樹の口に注ぐ。 一樹が喉を鳴らしたのが聞こえる。 やがて、一樹の舌が美沙の口の中に入ってきた。 絡み合った舌は甘いロンドを舞い、腰に巻き合った腕はひしと互いの躯を密着させる。
美沙は一樹の舌を強く吸った。 それに反応して一樹の腕が細い腰が折れるほどに美沙を抱き締めてくる。 美沙は同じように吸われるのを期待して、一樹の口の中に舌を差し入れる。 今度は美沙の舌が激しく吸われた。
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