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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その89=売られた女。

 それ以上は声が出なかった。 美沙は穢れた物から逃れる様に顔を横向けた。 

『先生は本当に私をこの人に譲ってしまったの。 奴隷として。 そ、そんな酷い。 当の私に何も仰らずに。 信じない。 そんな事、そんな酷い事信じない。』
 躯中の血が逆流した。 裸の躯が寒かった。

「違う、違う。 こんなの嘘です。 嘘に決まって・・・。」
 美沙は声を震わせた。 
「ちゃんと見ろ。 町野の文字に間違いないだろう。 嘘は無い。」
 美沙は鏡の中の自分を背後から抱き締めている男の顔を初めて見た。太い眉、その下でギラリと光る細い眼、大きな鼻、がっしりとした顎。 町野の様な線の細い優しい顔とは全く違う野性的な顔だった。 威圧感があった。 怖いと本能的に思わせるものを漂わせている。 が、自信に溢れ、信用できる顔でもあった。 美沙はいやいやをする幼子の様に巻き毛を振り立てた。

「本人から聞いていないのでは信じられないのも無理は無い。 だが、これは冗談でも何でもない。 こんな物を見せるつもりも無かったが、これを見れば、町野が冗談でこれを書いたのではないと判るだろう。 町野はこの金で派手な生活で作った借金を整理し、正月からパリのコンセルブァトワールへ行くそうだ。 もう、おまえと会う事も無いだろう。 馬鹿な男だ。」
 男は美沙に書類を見せた。 五千万円の借用証書だった。 涙に濡れた美沙の瞳にもその金額は読めた。 

『本当だった。 先生が私をこの人に売り渡したのは本当の事だった。 私は、愛されてなんかいなかった。 ただの奴隷だったの。 ただのお金のために売り渡しても心も痛まない奴隷。 あぁ、先生に求められているなんて、勝手なわたしの幻想に過ぎなかった。』
 美沙の脳裏に理奈から一緒にホテルから出て来たと聞いた優子のすました細い顔が浮かんだ。 悔しさに悲しみに心が鷲掴みにされ、潰される痛みに襲われた。 

 美沙は細い頸が折れる程、頸を振った。 悲しみに震える唇から押し殺した泣き声を漏らしながら、おとがいを反らす。 橋本の腕の中で華奢な躯がぶるぶると震えた。

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