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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その2=会うのが怖い。

 次の週
「あのぉ。」
 美少年に心を奪われていた美沙に童顔の方の少年が声を掛けてきた。

「お名前を教えていただけませんか? あっ、僕は飯田、飯田雅士、開成の三年です。」
 少年は頬を染めた。美沙はニキビを二つ三つ浮かべた少年の生真面目な顔に思わず微笑んだ。 
「山野美沙です。 芸大音楽科の一年生。」「じゃあ、そのバッグの中は楽器ですか。」
「そうよ。 フルート専攻なの。」
「フルートかぁ、素敵だなぁ。 お好きな曲は何ですか。」
「フォーレのシチリアーナ。 ただいま練習中。」
「また、話して貰えますか。」
「もちろん。 電車の中は暇だもの。 あなたのご友人と違って。」
 美沙は戸袋に背を凭せ掛けた少年を見た。 朝陽が横顔をシルエットに輝かせていた。
「あいつ、三宅一樹って言うんだけど、あいつは家で勉強しない主義だから、その分通学時間と学校だけは真面目に時間を使うんだって。 僕は、家で勉強させられる分、逆に電車の中ではぼーっとしていたいんだけど。」
「電車の中でぼーっとと言うなら私と一緒ね。」
 二人は笑顔を見せ合った。 

『そうか、彼は三宅一樹って言うんだ。 知的でしっかりした名前。 あの凛とした姿にはぴったり。』
 美沙の心に三宅一樹という名前が明るい春の陽射しと共にすうーっと入った。   
 
 それから暫くして、美沙はその車両に乗らなくなった。 いや乗れなくなったのかも知れない。 大人になったばかりの時、自分の中の子供の部分を、青い心を追い出したくなる様に、美沙はその少年を心の隅から追い遣っていた。 本当は少年を見るのが怖くなったと言うのが真相だった。

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