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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

☆ その2634=父の面影。

「面談の予約を電話でさせて頂いた三宅でございます。」
 三宅は咲織に先んじて、インターフォンに向かって言った。
「はい。 お待ちいたしておりました。 ただ今、門を開けます。」
 柔らかな女の声が答えると、背の高いイングランド風の意匠を凝らした門扉が自動で開く。 咲織は三宅の後に続いて敷石の上を進んだ。 左右の花壇には花は無く、土が寂し気に露出していた。 

『こんなにこの敷石は小さかった? そして、こんなに玄関は近かった? 変わってないと思っていたけど、私でも成長したの? ううん、成長なんてしていない。 あの頃と同じ。 お父さんがいないと不安になり、その掌に繋がれていると安らかになったあの頃と。 ちっとも、成長していない。』

 父の大きな掌と背中が今瞳の前にいる三宅のそれらとが重なった。 

『母に会う。 ご主人様と一緒に。 どう言う顔をすればいい? 見抜かれる。 きっと。 単なる恋人ではない事を。 だって、同じ血が、奴麗の血が流れているんだから。』

 咲織は三宅の背に隠れるように玄関ポーチに立っていた。 

「いらっしゃいませ。 お待ちいたしておりました。」
 落ち着きの中にも女性らしい嫋やかさが滲んだ声が小さなスピーカから聞こえてきた。

『母の声。 何時も優しい顔をしていた母の声。 見知らぬ男に全裸で縛られ、鞭打たれながら発していたあの婬らな耳を塞ぎたくなる様な声とは全く違う母の声。 この声の裏に隠しているあの声がまだ耳の底に残っている。 母はまだ見知らぬ人に打たれいるの? そして、あの陶酔した顔を見せているの? それは、私の声、私の顔。 怖い、母の顔を見るのが、私の顔を見せるのが。 怖い。』

 咲織は背後から三宅の腕に取る。 三宅は振り返り、柔らかな笑みを見せた。 

「ただ今。」
 鍵を外す音に咲織はぴくんと躯を強張らせた。 その拍子に自ら躯の奥に埋めたバイブが存在を示す。 ずんと予期しない感悩が胸に迫り上がってくる。  

「全て俺が話すから。」
 三宅の優しい声に咲織は頷く。 頷きながら、咲織は三宅の腕にしがみ付いていた。 その頼もしさに溺れる様に躯を寄せる。

「咲織の母の美沙でございます。 どうぞ、おあがりください。」
 暫く振りに見る母の顔は咲織でもぞくりとする程に美しかった。 

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☆ 長らくお付き合い頂いたこの「アンドロメダな朝」もいよいよ後2,3回となりました。 最後までお付き合いくださいますようお願いいたします。
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