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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

☆ その2633=悪魔の魅力。

「他の女達からどれだけ蔑みの眼差しで見られようと、男達の好色な眼に晒されようと、お前は俺だけを見ていればいい。 俺の命令だけを聞いて、それに従っていればいい。 お前は生涯俺の奴麗だ。」
 三宅の口調は熱かった。 
「はい。 奴麗でいられて幸せです。 一生、お仕えさせてください。 一生、ご主人様のご命令に従わせてください。」
 咲織は三宅の言葉に肉を熱く励起させた。 肉の疼きを超えた堪らなく熱く甘い思いに満たされ、咲織はその大きな瞳から涙を流した。 
「いい奴麗だ。」
 交差点で止まると、三宅は指先で咲織の涙を拭った。 その指に絡ませた咲織の細い指を三宅は振り解かなかった。 

 車は江の島が大きく浮かぶ海を離れた。 進むにつれて街道から生々しい生活感が薄れていく。 車は小高い丘を登った。 オレンジ色のフロントフードに木々の緑が映り込む。 家は前よりも立ち並んでいるのに、人の営みの淀みは薄れ、空気は余所余所しさを纏ってしんと澄んでいるようだった。 背後のエンジン音だけが静寂を切り裂いていた。 先に見える小さな四つ角を曲がればすぐに家だった。 咲織は緊張に背筋を伸ばした。 同時に微かな不安が胸に刺さった。

「ここで良かったか。」
 一際高い塀の前に三宅は車を止めた。 三宅の掌が咲織のドレスの裾を下した。 その長い指の繊細な動きに咲織は胸に刺さった不安が溶けていくのを感じた。
「好きです。」
 咲織は三宅の掌を押し頂き、唇を寄せた。 三宅は為すに任せていてくれた。 また、涙が零れた。
「馬鹿な奴だ。 悪魔だと知っている癖に。」
「悪魔は魅力的だから、悪魔になれるんですよ。」
「そうか。 褒め言葉と取っておこう。」
 珍しい三宅の照れ笑いを心に留めて置こうと咲織は思った。 

 三宅がおどけた仕草で恭しくドアを開けた。 慌てて降りようとして普通の車よりかなり高いサイドシルに咲織は少し蹌踉けた。 ハイヒールを履いた足に痛みが走った。 

『まだ立っているだけでもご主人様に打たれた足が痛い。 まるで、王子様に恋したばっかりに歩く度にナイフで刺される様な痛みを与えられた人魚姫みたい。 この先、私も捨てられて泡と消えるの? それでもいい。 人魚姫と違って、私は一時でも妻にと言われたのだから。』  

 咲織は躯を支えてくれた三宅の肩に頬を預けた。 車に乗った時から感じていた言い知れぬ不安は消えていた。

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