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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1544=ご主人様の手が。

 自分で自分を納得させる様に慎二は大きく一人頷いた。

「残念だけど、よく判ったよ。 やっぱり、悪魔を追い払うにはあいつ以上の悪魔にならないと駄目なんだって。 君と付き合うには、一真の様に初めから悪魔の下部になって、お零れを頂戴するか、どっちかしかない、と。」
 慎二はテーブルに出ていた伊勢海老の黒胡椒炒めを無理やり頬張り、自らの慾情を飲み込む様に烏龍茶で喉に流し込んだ。

「だけど、今の俺はあいつ以上の悪魔には到底なれない。 ずっと考えていた。 どうしたら、君が、君があいつを裏切る事になる様な命令が出来るだろうと。 俺に簡単に渡したあいつの事を恨む様な事は何かを。 でも、何一つ思い浮かばなかった。 俺は君の辛そうな顔も見たくない。 ボクは君の笑顔が見たい。」
 慎二はぎこちない笑顔を見せた。 その笑顔が咲織の神経をふっと緩め、咲織の頬をふわりと花開かせる。 慎二のぎこない笑みは晴れやかで無邪気なものに変わっていた。
「もう、ブラウスを着たら。 そんな姿でいられたら、折角の料理が喉を通らなくなる。 この店、本当に旨いよ。」
 慎二の出す当てのないラブレターを見られた少年のはにかみが咲織の胸をさわやかに撫でていった。

『この人はご主人様が遣わした人。 私に今一度覚悟をしろと。 はい、ご主人様、咲織は心の底からご主人様のものです。』

 咲織は慎二の向こうに三宅を見つけて微笑んだ。 その微笑みを三宅にも向けられるだろうかと、小さな棘が胸に刺さるのを感じながら。

 次の週末、咲織は気もそぞろに副社長を送りだしていた。 足音が遠ざかるのももどかしく、バッグから三宅に贈られた黒革の首輪を取りだす。 肩に掛る巻き毛をふぁさりと払い、首輪を肌に当てる。 首の後ろで留め具をかちりと嵌めた。 その一瞬感じる息苦しさが、咲織を奴麗にした。 

「ご主人様。」
 誰も居ない虚ろに向かって小さく呟いた。 それだけで、甘く熱いものが胸から子宮へと肉を爛れさせながら落ちていく。 咲織は意を決する様に背筋を伸ばした。 

 羽田に向かうモノレールは既に夜に包まれていた。 見知らぬ人で込みあった車内は、人を一人でいるよりも孤独にする。 咲織は窓ガラスの向こうを流れる夜景を見るともなしに見ていた。 豆電球を散りばめた様な街の灯りをバックに緊張を隠せない自分の顔が浮かんでは消える。 

『大好きな人にようやく会えると言うのに、なんて強張った貌。 まるで、面接試験の前みたい。 立っているのも判らない程、血が引いている。 時間が遅い。 そして、早過ぎる。 会いたい。 でも、怖い。 本当に怖い。 あの胸に包まれたい。』

 声が出なかった。 到着ゲートに三宅の姿が現れた瞬間、咲織はキャリングケースを引き摺って駆け寄っていた。 駆け寄っておきながら、声も掛けられず、繋ぐ手を伸ばす事も出来ずに、ただ躯をぶつける様に寄り添う。 

「下着を着けているのか。」
 三宅は人眼も気にせず、咲織の胸を鷲掴みにした。

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