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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1533=忌まわしい記憶。

『私、変なの? そう、そうだったの? そう言えば、こんな風に男の人と普通におしゃべりするの、初めて? なんだか、くすぐったい。 どうしたら、いいのか判らない。 楽しくなく無いのに、逃げ出したい。』

「怒った?」
「いいえ。 私って、変なのかなと思って。」
「気になる?」
「ううん。 でも・・・。」
 ゆっくりに歩く二人を駅へと向かう足早なサラリーマンが追いこしていく。 

『今の人、追い抜きざまに私達の事をじろっと見ていった。 一体、あの人は私達の事を恋人同士とでも思ったの? 恋人? 私達? この人の名前も知らないのに。』

「変ですね。 やっぱり、私。 あなたの名前も知らない。 それなのに・・・。」
「あっ、ごめん。 俺は君の名前を知ってたから、言うのを忘れてた。 上野慎二。 シンって呼んでくれればいい。 こんなそう呼んでるから。」

『シン。 そうだった。 この人はシンと呼ばれていた。 そしてこのシンと言う人が呼び掛けていたもう一人の人の名前は一真。 その一真と言う人が私の口を使いながら、この人にそう呼びかけていた。 シン、おまえもこの女を犯してみろ、と。 そして、この人は私の顔を綺麗にしてくれた。 一真と言う人が放った精で汚れた私の顔を。 怒りながら。 一真と言う人にもう止めろと怒りながら。 私にも、このシンと言う人は怒っていた。 あんな男の奴麗なんて止めろと。 そして、ご主人様の事を悪魔だとまで罵って。』
 
 青年が名乗ったシンと言う名が再び咲織の記憶を呼び覚ました。 その時に胸を焦がしたこのシンと言う青年に感じた反感も。 それが、今は何故かこのシンと言う青年の気持が少し嬉しいものに感じられる。 その汚れ果てた記憶を少しは洗ってくれる春を告げる雨の様に。

 咲織は固まって、動けなくなった。 灰色の硬い床の上で黒いヒールがかたかたと音を立てた。 

「大丈夫? 思い出させたかな、嫌な記憶を。 ごめん。 俺が現れた事自体、嫌だよな。 忘れたい顔だもんね。」
 慎二は困り果てた顔を咲織に近づけた。 その顔に向かって、何か言おうと開きかけた桃色の唇はふわりと開いたまま動かなかった。 何を言えばいいのか判らなかった。 咲織は泣き出しそうな顔の上に笑みを無理やり浮かべた。

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