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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ その1530=予期せぬ訪問者。

「橋本さんですか。 警備の者ですが、橋本さんに会いたいと上野と言う男性が来てますが、追い返しましょうか。 それともお会いになられますか。」
「いえ、会いに行きます。 今、ロビーですか。 すぐに降りていきます。」
 電話は営業時間が終わって帰っていった受付嬢達に替った警備員からだった。 上野と言う名前に記憶は無かったが、一体誰か確かめるなら警備員もいる会社で会っておいた方が安全だと咲織は考えた。

 戻る積りで何も持たず鍵だけ掛けて部屋を掛けた。 人気の無くなった廊下は冷たい。 自分のヒールが立てる音がやけに大きく響く。 会うと言うべきじゃなかったかと後悔が頭を過る。 折れそうな気持を追い出す様にエレベータの中で背筋を伸ばした。 もう尻たぼは痛みを殆ど訴えては来なかった。 安堵と同時に三宅は遠く海外に行ってしまっていると言う寂しさと心もとなさを感じた。 

 地下鉄の改札口の様なゲートに社員証を通し、ロビーに出る。 
「すいません。 あそこの男性が橋本さんにお会いしたいと言われて。 よろしいですか。」
 人の良さそうな中年の警備員が心配顔で駆け寄り、ソファを示した。 ソファの背から見える男性の細そうな首筋に掛る長めの襟足が若さを感じさせていた。
「はい。 有難うございます。」
 訝しく思いながらも、咲織は笑顔を作って頭を下げた。 警備員はほっと顔を緩め、ここで見守っていますからと、背筋をぴんと伸ばした。

「上野さんでいらっしゃいますか。」
「本当にここの社員だったんだ。」
 青年は咲織が近づく前に立ちあがり、咲織を真っ直ぐに見た。 明かりを落としたロビーの薄暗さに慣れた咲織の瞳に青年の顔がはっきりと映った。 

「あなたは・・・。」
 青年の顔に思い当った途端、咲織を羞恥が襲った。 心臓が凍り、逆に躯はかっと熱くなる。 耳の燃える様な熱さに気づいて、余計に羞ずかしさが込み上げた。 
「思い出してくれたみたいだね。」
 動転した咲織を見て落ち着きを取り戻した青年は、咲織の爪先から天辺までゆったりと値踏みする様な眼で射抜いていく。 その視線に咲織は俯くしかなかった。

「でも、どうして?」
「どうしてなんだろう。 近くに来たらどうしても確かめたくなったんだ。 本当に君がここの社員だったのかどうか。 それさえ、確かめたら帰ろうと思っていた。会う積りは無かった。 そうしたら、警備員が君に電話して。 まだ帰れないの?」
 青年はぶっきらぼうを装い、両掌を黒いコーデュロイのパンツのポケットに突っ込んだ。 青年の隠そうともしない好奇の視線が痛かった。

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