FC2ブログ

『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

☆ その1381=完全な所有。

「過酷?」
 突然現れた勝山の言葉に、咲織は鸚鵡返しに聞き返した。 平静を装いながら、スープに手を伸ばしていても、勝山が掌にする棒に瞳が吸い込まれる。
「躯じゃなくて、心かも知れませんね。 ただ、消えない悲しみを刻んで差し上げるには時間が少なすぎますが。」
 勝山は掌で咲織に食事を促しながら、ゆったりと言った。

「もう、勝山さんのご命令に従う積りはありません。 すぐに東京に立ちます。」
 咲織は丸い瞳をきっと光らせた。 決意に唇がきゅっと引き締まる。
「ほほう。 三宅さんの奴麗を辞めると言われるんですか。 多分、契約書には咲織さんの方からは破棄できないと書いてあるんじゃないですか。」
 勝山の目尻の皺がさも面白そうに笑っていた。

「私は捨てられたんです。 なんの言葉も貰えずに。」
 咲織の手にしたスープカップが小刻みに震えていた。
「そう思いたいのですか。」
 勝山の小さな眼が真剣さを見せる。

「そんな。 でも・・・。」
 咲織は言い淀んだ。 自分自身の心が深い霧に覆われて判らなかった。 が、あれだけ泣き、悲しみに暮れても、勝山の一言だけでくぐもった心に光が差した。 咲織はその細い光に縋ろうとしていた。 
「言ったでしょう。 三宅さんは咲織さんを離したりはしないと。 その逆です。 永遠に奴麗として傍に置き、愛でたいのです。 出会うすら奇跡とも思える極上の珠を手放そうと言う男などいる筈がありません。 ただ、三宅さんは私と違って贅沢な方ですから、その玉を一層磨き上げてから傍に置きたいと考えてらっしゃるだけです。 そう、私は行ってみれば咲織さんを三宅さん好みに磨くための砥石みたいなものです。 ま、その役割が嬉しくてしょうがないですが。」
 勝山は厳しい顔に照れ笑いを浮かべた。 咲織の透き通る大きな瞳に押された様に手にした鞭に眼を落とした。

「傍に置きたい? 咲織を傍に置きたいとご主人様が仰ったんですか。」
 胸の奥から光の柱が立ち上がる。 その光の前に悲しみさえ翳を失う様だった。
「三宅さんから聞かれていないんですか。 そう、私には本当に仰いましたよ。 ずっと傍に置いておきたいと。 そのためには確かめなければいけない事があると。」

「何ですか。」
 咲織は反射的に聞いていた。
「咲織さん、あなたの心です。 どんなに悲しみをその胸に宿しても、なお三宅さんを心から慕うあなたの心です。 三宅さんはあなたの全てを完全に所有したいんです。」

☆ ↓ピンチです、咲織を助けてね。

 
関連記事

PageTop