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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その109=消えた鞭痕。

「今度の日曜日、空いてない?」
「えっ。」

「デートして欲しいの? ダメ?」
「いいですよ。」
「良かったぁ。 ドキドキしちっゃた。」  
美沙の優美な顔に少女の微笑みが浮かび上がった。 
 
 美沙は両手で持っていたケースから右手を離し、一樹の掌を握っていた。 意外と逞しく、そして綺麗な掌だった。 
『顔と一緒。 綺麗な掌。 鉛筆しか持った事のない、清らかな掌。 女を泣かせたこともない、穢れのない掌。 ごめんなさい、こんな汚れた掌で触れてしまって。』
 美沙は心が泣き出しそうになるのを感じていた。 一樹は鞄を持ったまま美沙の掌を振り払おうともせず、握られるに任せていた。 言葉が何も出てこなかった。 美沙の掌は知らぬ裡にたおやかに動いていつの間にか一樹の指と指を絡めていた。 一樹は美沙の長い睫が濡れいてるのを不思議そうに見下ろしていた。

「一樹さんは何処か行きたい所はあるの?」
「特に無いです。」
  一樹の意識の殆どは美沙と繋いだ掌に向かっていた。 それは女性そのものの感じがした。 
「じゃあ、私のしたいことでいいかな。」
「いいですよ。」
「やったぁ。」
  美沙は心から笑顔になった。 爽やかな風が心を吹き抜けた。 一樹はそれを道端で花を見つけたような顔で見つめていた。  
 
 先週から橋本はヨーロッパに仕事に出かけていた。 美沙の躯からは久々に鞭痕が消え、鏡に映した裸身は奴隷になる前の清らかな柔肌を取り戻していた。

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☆ 美沙の凄春その110=デートの誘い。

『この肌が鞭痕一つ無い昔の肌でいられるのは、今週限り。 この綺麗な肌で、一樹さんに会うの。 そして、私は一日だけ、輝く。 この肌に青春の傷を残して貰って。』 
 
日曜日の朝、大森駅の改札前でいつものように開催されている北海道物産展と言う名の小さな露店を覗きながら、美沙の瞳はキョロキョロと駅に集まる人々に配られていた。

「 ほんとに来てくれたんだ。」
  黒尽くめの衣装で現れた一樹を見つけ、細い足首をラインストーンのストラップで飾った高いヒールを響かせて美沙は小走りに駆け寄っていく。 肩から羽織った白い羽根のようなカーディガンが楽しそうに揺れた。
「こんにちわ。」
  淡いブルーのミニワンピに身を包んだ美沙に一樹は驚いた様な笑顔を見せた。  
「あはっ。 一樹さんの笑顔、初めて見られた。」
  美沙はポケットに手を突っ込んだ一樹の腕に手を掛けた。 スタンドカラーの襟元から伸びているティアドロップ型の切り込みから白い胸が覗いている。 美沙は大きな瞳を嬉しそうに一樹に向けた。
「そう?」
  一樹は無表情に戻って、素っ気なく言った。

「本当に行きたい所は無いの? 私のしたいことに付き合ってくれていいの?」
「いいですよ。」
「詰め襟姿もだけど、一樹さんは黒がよく似合うね。」
  美沙は一樹の腕に両手で抱きつき、華奢な躯を密着させる。 一樹は何事も無いかのように視線を遠くにやった。

「何処に行くんですか?」
「大人のディズニーランド。」
美沙は妖しく微笑んだ。
「ここで降りて。」
 美沙がそう言ったのは有楽町だった。

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☆ 美沙の凄春その111=冷たい美少年。

「ここが大人のディズニーランド?」 
「そう。 ただしエントランスだけだけど。 何でも付き合ってくれるんでしょう?」
 美沙はいたずらを隠している子供のように言った。
 
「いいですよ。 そう言う約束だから。」
「ずっと憧れてた事があるの。 一樹さん、ちょっと悪人を演じてくれない?」
 美沙は瞳を輝かせて一樹を見上げる。 二人は腕を組んだまま、雑踏に繰り出した。 すれ違う人の何割かが二人を振り返った。 男達は美沙を見て、女達は一樹を見て、羨望の表情を見せた。 

 美沙は一樹の腕を取って、ブティックに入った。
「これを試着したいんですけど。」
 美沙はラインストーンで飾られた豪奢な黒のミニドレスを取り上げて試着室に消えた。
『うふっ。 あの一樹さんがどんな顔をするかな。 ちょっと、刺激が強過ぎる? いいわよね。 大人の女だもの。 純情な高校生を喰い物にする悪女なんだから。』 
 美沙は試着室の鏡に向かって、精一杯妖艶に微笑んでみた。

「まあ。」
 試着室のドアを開けた美沙に店員がお世辞を忘れて感嘆の声を上げる。 ミニのニュアンススカートから伸びた白くしなやかな脚、鏤められたラインストーンに彩られ大胆に空いた胸元から艶めかしく覗いた深い谷間、斜めのドレープで強調された腰、それら全てを単なる飾りにしてしまう美貌が美沙にはあった。
 
「どう?」
 美沙は一樹の前でくるりと回る。 そして、にこやかに見上げて一樹の答えを待った。
「うん、ちょっと下品すぎる。 合ってない。」
 一樹は約束通りに冷たく酷評する。

「そんなこと無いですよ。 凄くお似合いです。 もううちのカタログ写真に使いたいくらいです。」

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☆ 美沙の凄春その112=大人の遊び。

 店員の賛辞を後目に美沙は「彼が駄目って言うから。」と言って、そそくさと試着室に消える。

「楽しい。 ありがとう。 試着しちゃうと断るのが難しくって、なかなか出来なかったの。」       
 二人は次々とブティックを巡り、美沙は着せ替え人形のように次々と試着した。 その度に一樹は整った顔に酷薄な表情を浮かべて、「似合っていない。」と酷評した。 

「お腹空いたでしょう。 美味しい物を食べましょう。」
 二人は数寄屋橋交差点南東角のビルを地下へと入っていった。 しっとりと暗い店内には、居心地の良さそうなソファが壁際に並べられている。 二人は隅のラウンドしたソファに案内された。 低めのソファに腰掛けて擦り上がったワンピースから美沙のすんなりとした太股が白く浮かび上がる。
「私の我が儘に付き合ってくれて、本当にお疲れさまでした。」
 美沙は油断していた一樹のすっきりとした頬に口づけをした。 一樹は慌ててその頬を手の甲で拭う。 その仕草を見て美沙はくっくっと笑った。 
「もしかして、彼氏居なかったんですか。」
 笑われた腹いせに一樹が逆襲に出る。

「居ないと思う?」
 美沙は婉然と聞き返した。
「居ないですね。 間違い無い。」
 一樹は素っ気なく言った。

『そう。 彼氏はいない。 ご主人様しかいない。 今も、今までも。 そう。 私は彼氏が欲しかった。 たった一日だけでも、心が嬉しくてピンクに騒わめいてしまう彼氏が。』

「酷い言い方。 でも、当たりだから悔しい。」
 その甘えと悔しさが入り混じった口調に一樹は愉しそうに笑った。

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☆ 美沙の凄春その113=男の香り。

「可笑しい? そうだよね、可笑しい存在よね、私。」
「・・・。」

「年下の一樹さんに救いを求めたの。 あんまり一樹さんが綺麗だから。 その透明さに憧れたのかも知れない。」
「透明?」

「そう。 私みたいに汚れてない。 瑞々しいほどに透明な感じ。」
「汚れてる? とてもそうは見えないですけど。」
 美沙は長い睫毛を伏せて唇をきつく結んだ。

「何か、気に障わりました?」
「ううん。 いけないのは、穢れているのは私だから。」
 美沙の頬を伝う涙の粒がテーブルのキャンドルライトに赤く光った。  
 
「お願いがあるの。」
 美沙は真摯な瞳で一樹を見つめた。
「今日はあなたの好きにしていいと言ったんだから、何でも聞きますよ。」
「本当に?」
 美沙の声は何処か心細げだった。

「はい、本当です。」
「後悔しても知らないから。」

「しないと思いますよ。」
「一樹さんは強いんだ。」
 美沙は一樹に甘え掛かった。 生硬なそれでいて少し甘い香りが美沙の鼻腔を擽った。 

「これから行くところが本当のメイン。 大人のディズニーランド。」
 美沙はレストランを出てからずっと一樹の肩に頭を持たせかけるように抱きついて歩いた。 一樹はいつの間にか美沙の細い肩を抱いていてくれていた。 二人は晴海通りを和光の角で左に折れ、中央通りを真っ直ぐに進んだ。 美沙は時折、顔を上げて一樹の鼻筋の通った顔を盗むように見て微笑み、またすぐに肩に寄り掛かった。 二人は殆ど何も話さなかった。

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☆ 美沙の凄春その114=甘美な痛み。

『あぁ、何だろう、今まで感じた事も無い痛い様な甘いときめき。 胸を羽根で擽られているみたい。 これが、本当の恋? 壊したくは無いのに。 それなのに私は・・・。』

 高速の高架手前角で白いビルの奥まった玄関に向かった。 
「いらっしゃませ」
ダークグレーのダブルスーツに恭しくドアを開けられ中に入った。
 
「このホテルが大人のディズニーランドだったんですか。」
「そう。 多分、私を穢れから解放してくれるところ。 諦めてね。 何処へでもって言ってくれたんだから。」
 案内された部屋に入ると、巨大なベッドが眼に飛び込んできた。 肌触りの良さそうな白いリネンが二人を誘うように掛けられている。 

 お決まりのセリフを言い尽くすと案内してきたボーイが退出していった。 美沙は初めての恋の熱に浮かされた少女の様に瞳を輝かせ、頬を染めて、一樹の頸に腕を巻き付けると、背伸びをして唇を寄せた。 最初は触れるだけ。 それだけで唇から痺れる様な電流が躯を貫いた。

『キスだけでこんなにも躯が震える。 心が満たされる。 きらきらと透明なそれでいて凄く豊かな水が胸いっぱいに満ちてくる。 これが恋? 今、私は恋をしている。』

 焦れったそうに一樹の腕を取って自分の腰に巻き付けさせる。 そして、舌で一樹の唇を開かせ、舌を口の中に侵入させた。 美沙の舌は一樹の歯茎を上顎を舐めて行く。 受け身だった一樹の舌がおずおずと寄り添う。 美沙は舌で一樹の舌を捉え、口の中に誘った。 甘い唾を一樹の口に注ぐ。 一樹が喉を鳴らしたのが聞こえる。 やがて、一樹の舌が美沙の口の中に入ってきた。 絡み合った舌は甘いロンドを舞い、腰に巻き合った腕はひしと互いの躯を密着させる。
 美沙は一樹の舌を強く吸った。 それに反応して一樹の腕が細い腰が折れるほどに美沙を抱き締めてくる。 美沙は同じように吸われるのを期待して、一樹の口の中に舌を差し入れる。 今度は美沙の舌が激しく吸われた。

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☆ 美沙の凄春その115=頬を染めて。

 千切れるばかりに舌を吸われ、美沙の躯は歓びに震える。 痛みに優美な顔を歪ませながら、美沙は胸から溢れる恋情に任せ一樹を思いの丈抱き締めた。 一樹がその想いを受け止めたと言う様に、さらに強く美沙の舌を吸ってくる。 

 舌の付け根が千切れる程の痛みに、美沙の躯の中の感悩に火が付いた。 もっと、もっとと叫ぶ感悩のままに、さらに強く一樹に抱きつく。 美沙の舌が一樹の口の中を愛撫しようと蠢く。 一樹の暖かな粘膜に舌が触れる度にびりびりと電流が美沙の胸を痺れさせた。 長い長いキスの後、一樹は美沙の唇を離した。 息が荒かった。 一樹は美沙の上気した顔を愛おしそうに見た。 伏せられたままの長い睫毛がほよほよと歓びに震えて見えた。 
「ご免なさい、私なんかが一樹さんのファーストキスの相手になってしまって。」
 美沙は一樹の胸で言った。
「いいえ、貴女で良かった。 本当にそう思います。」
 静かで落ち着いた口調だった。 真っ直ぐに美沙を見つめてくる。 その透明な眼差しが美沙の心を浄化してくれている様に思えた。  

「うれしい。 これまでで最高のキスだったわ。 感じちゃった。」
 美沙は思いのままを口にしていた。 顔を見られるのが恥ずかしくなった。 一樹の腕の中でくるりと背を向けた。 腹部にまわされた一樹の掌を取り、自分の胸に当てる。 一樹の掌は美沙の胸に当てられたまま動かなかった。 その掌に一樹の戸惑いと歓びを感じた。 美沙の髪の間から時折見える白い肌のうなじから柔らかに誘うような甘い蜜の香りが立ち上っていた。  

「私を初めての女にしてくれる?」
 自然に口にした瞬間、痛い後悔に美沙は唇を噛んだ。
「元々その積もりで誘ったんでしょ。」
 明るい一樹の声に救われ、美沙は頬を染めて微笑んだ。  
 
「見抜いてた?」
「いいえ、最初は。 でも、レストランで、もしかしたらと思った。」

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☆ 美沙の凄春その116=傷。

 真っ直ぐに美沙を見る一樹の視線が嬉しかった。 その視線をずっと受けていたいと美沙も見つめ返す。
 
「それでも付いてきてくれた。 私でいいと思ってくれたの。」
「いつかはそう言うことになるのだろうし、それが貴女ならそれもいいかと。 何より貴女の傷が気になった。」
「傷?」
「俺で消せるのかどうかは判らないけど、いや、そんなことより、傷そのものがどんな物か見たかったのかな。」

「見るだけ? いいわ、見て。 多分、見て欲しかったんだから。 だから、無垢で綺麗な一樹さんに憧れた。 偏見のない、真っ直ぐな眼に惹かれて。」
「外見に騙されましたね。 俺は結構、悪いですよ、多分。」
 一樹はその掌の下にある美沙の乳房を鷲掴みにした。
  
「騙されたのかな、私。 でも、私はきっと一樹さんが思っているより遙かに穢れた女よ。 ご免なさい、その資格もないのに一樹さんを誘って。 その代わりに、ううん、お願いだから、私を滅茶苦茶にして。 壊れてもいい、ううん、壊して。」
 美沙は哀願していた。 一樹にここで見捨てられたら、本当に穢れた奴隷と自分で烙印を押してしまう。 心の叫びを押し殺しながらも、美沙は本気で泣きそうだった。  
 
「後から来て。」
 美沙は泣き顔を隠して、バスルームに逃げ込んだ。

 燃え上がろうとしている感悩の炎を消す様に冷たいシャワーを素肌に浴びせた。 艶やかな肌の上で透明な飛沫がきらきらと弾けていく。

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☆ 美沙の凄春その117=壊されたい。

『一樹さんは、今頃何を考えて、何をしているんだろう。 やはり、暴走しそうな若さを、滾る躯を冷まそうとコーラでも飲んでいるのかしら。 それとも、私を抱こうと裸になってくれている? まだ一樹さんは来ない。 ドキドキする。 そのドアを今にも開けて、一樹さんが来たら、私は何て言えば。 こんなにも人の事を考えたことがない。 こんなにも人の気持ちが痛い程気になったことはあった? 町野先生には恋したと思っていたけど、先生の気持ちを思ったことはなかった。 何をしているか気になったことも。 今は一樹さんのことで頭がいっぱい。 怒っているのか、歓んでくれているのか、私のことをどう見てくれているのか。 腕の中でも一樹さんの気持ちばかりが気に掛かる。 それなのに私の躯は感悩に滾って。 打たれたい。 痛みを味わいたい。 あの人の手で、一樹さんの手で、例え嫌われても呆れ果てられても、壊されたい。 壊して欲しい。 あぁ、この躯が疎ましい。』

 冷たいシャワーは滾る想い迄までは冷ませはしなかった。 燃える感悩の炎も消えはしなかった。 若い美沙の肌は冷たいシャワーを跳ね返し、却って火照っていた。 
 桜色に輝く柔肌に直接バスローブを羽織った。 女の肌で誘惑しようとしている自分に気づいて自嘲気味に嗤った。

 一樹はまだ服も脱がずに、ソファで煙草を吸っていた。 窓の四角い光のキャンバスにすっと佇む一樹のシルエットが浮かび上がっていた。 絵画の様なその姿を美沙は天使に魂を吸い取られた罪人の様にぼうーっと見つめていた。 

 一樹が美沙に気づいて、視線を向けた。 美沙は恥ずかしさに頬を朱らめる。 
「待ってたのに。 遠慮した?」
 一樹の隣に座った。アップに髪を留め、後れ毛が霞むうなじを一樹の肩に預けた。 
「壊してもいいんですか?」 
一樹は煙草に火を付けながら言った。

『どうして? もしかして、ずっと煙草を吸いながらそれを考えていてくれた? ごめんなさい。 この人をこの純粋な人を穢してしまうかも知れない。 でも、この人はきっときっと、ずっと強い。 私を壊しても、穢れた私を抱いても、この人は穢れを知らずに生きていく。何もなかった様に。 壊されたい。 今の私を。 これからの私を、この人の手で。』

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☆ 美沙の凄春その118=官能の火。

「ええ。 壊して。 そのために誘ったんだから。」
 想いを口にしながら、美沙は胸が焦げるのを感じていた。 一樹の煙草を持っていない方の手を取り、衝動的に人差し指を口に含んだ。 指の股に舌を這わせ、ペロペロと舐め始める。 

「くすぐったい。」
 眼を驚きに丸くし、一樹は手を引っ込めようとした。 美沙はその掌を握りしめた。 離したくなかった。 自分の衝動を、自分の躯の中の穢れた性向を否定されるのが怖かった。 
「だめ、くすぐったいのが良くなるの。 最初だけはおねぇさんに任せて。 その後は好きにしていいから。」

 美沙は再び、一樹の指を口に含んだ。 一樹の観察する様な鋭い視線が頬に痛かった。 一樹の清らかな命が自分の中に流れ込んでくる様な気がした。 美沙はもっとその命の迸りに触れたくて、一樹そのものに触れたくて、舌を指に這わせた。 指紋を作る細胞の一つ一つが愛しく、掛け替えのない物の様に思われた。 美沙は一つの細胞も疎かにしまいと舌を絡めていく。 くすぐったそうに指を引こうとする一樹の力が溶けていき、一樹の指は美沙の口の中で寛ぎ始めた。 

 美沙は一樹の指の一本一本を丁寧に舐め上げていった。 時々、大きな瞳で上目遣いに一樹の顔を恐る恐る見つめた。 一樹の顔が怒っても、驚いても、呆れてもいない事に安心すると、心を一樹の指に触れている口に戻した。 一樹は真っ直ぐに自分の指をまるで天から授けられた宝物の様に愛しんでいる美沙の幸福そうな顔を見ていた。 自分の中でも涌き起こる感悩の火を逸らす様に、自由な手で煙草を吸った。 

 一樹が煙草をもみ消した。 美沙は、全ての指が欲しくて、今まで口に含んでいた掌を自分の肩に誘い、煙草を吸っていた手を舐め始める。 バスローブの大きく開いた胸元に一樹の視線を感じた。 美沙の胸が恥ずかしさと期待でぶるんと揺れる。 
 一樹は胸の誘惑にもすぐには乗ってこなかった。 美沙は少しの寂しさを感じた。

「一樹さん、いつまでお澄まししてるの。 こっちに来て。」

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☆ 美沙の凄春その119=吸われる舌。

 美沙は一樹の手を取って立ち上がった。 一樹の後ろに回って一樹の薄いジャケットを取り、海島綿のタートルネックを脱がせる。 少年の贅肉も筋肉も無いしなやかな体が現れる。 美沙はその清らかな背中に頬を付けた。 力強い鼓動が聞こえた。 その鼓動が自分までも生かそうとしてくれている。 美沙は睫を濡らし始めた涙が一樹の背に付かない裡に離れた。 

 ベッドの端に仰向けに倒れ込んだ。 一樹が来てくれるのかどうか、美沙の心は悲しいまでに震えた。 まるで世界が固まった様に感じられる。 一瞬が永遠に思えた。 薄いガラスで出来た膜がパリンと割れて、一樹が美沙の上にのし掛かった。
 
「いただきます、だよね。」
 美沙は華の笑顔を浮かべた。
  
『これが一樹さんの重さ。 胸に、腹に躯中に一樹さんの重さを感じる。 じわんと染みこんでくる。 何て愛しい、何て脆い重さ。 この重さは今日だけの重さ。 それを私は感じている。 一樹さん、私はあなたの腕の中にいる。』

 甘い想いを振り切る様にくるりと体勢を入れ替えた。 一樹の両手を頭上に上げさせる。 無駄の削ぎ落とされた二の腕から脇へと唇をゆっくりと這わせていく。

「きゃははは。」
 くすぐったさに一樹は子供の様に笑った。 美沙は舌を伸ばして一樹の脇を、鎖骨の窪みを、細っこい首筋を強く舐め上げる。 同時に左掌を一樹の脇に這わせ、右掌で胸を優しく撫でていく。 柔らかで滑らかで熱く小さな掌が動く。 美沙の掌の下で一樹の躯がぴくんぴくんと動く。 掌に一樹の血が滾ってくるのを感じた。 美沙の胸が震えた。 

 美沙は唇を鎖骨の窪みから胸へと這わせていく。 舌を左右に細かく動かしながら、時折、唇で、歯で甘噛みし、軽く吸い付く。 舌に若草の息吹を感じる。 しょっぱく命に満ちた海の味がした。 美沙の唇が一樹の乳首を捉え、舌で転がすように舐め、吸い付く。 


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☆ 美沙の凄春その120=灼熱。

「うっ。」
 一樹が思わず声を漏らした。 恥ずかしそうに顔を横に向ける。
「気持ちいい?」
 美沙し嬉しくなって聞いた。 返事がないのは図星の証拠とさらに一樹の胸を舐め続けた。 それは美沙にとって橋本の時とは違い、至福の作業だった

「お願い、我慢しないで、感じて、私で。」
 美沙はバスローブを脱ぎ捨て、一樹の掌を自らの胸に導いた。 一樹の掌の上から自分の手を重ね、一樹の掌ごとふくよかな隆起を揉みしだく。 艶やかな肌は一樹の掌に吸い付く。 軟らかく揉んでも強く捏ねても、掌に張り付いたまま心地よい弾力でそれに応えた。 もう一方の腕が美沙の裸の背中に廻される。 その壊れ物の様な細い背が一樹に折られるのを待っていた。 一樹は力一杯に美沙を抱き締めた。 

「あぁっ。」
 薔薇色の喘ぎが唇から溢れる。 潤んだ瞳を一樹に向けた。 一樹の腕にさらに力が込められる。 美沙のしなやかな腕が一樹の背に巻き付き、細い指が切ない調べを奏でる。 一樹の背をなぞる美沙の掌がズボンに阻まれた。 美沙は一樹の胸に唇を這わせたまま、ベルトを外した。 

「腰を浮かせて。」
 言われるままに一樹が腰を浮かした。 美沙はトランクスごとズボンを一気に剥いだ。 既に天に向かって屹立していた一樹の灼熱が美沙の腹を打った。 

『ああ、良かった。 本当に。 こんな堅く、こんなに熱く私のことを求めていてくれた。』

「凄い。 感じてくれてたのね。 うれしい。」
「嬉しいんですか?」
 一樹はちょっと嬉しそうにはにかんで、聞いた。 
「凄く、凄く嬉しい。 だって一樹さんのことが好きだから。」

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☆ 美沙の凄春その121=浄化。

「好きじゃなかったら?」
「気持ち悪いし、怖い。 それが好きだと、こんなにグロテスクな物が頬擦りしたくなるほど愛しいの。 私がどんなに愛しく思っているか、すぐに判る。」

『どうしてこんなに素直に言葉が出るんだろう。 何も遠慮しなくていい。 何も怯えなくていい。』
 美沙ははしゃいでいた。 そして、それを楽しもうと思った。 

「そんなものですか。」
「そう、女の子は気持ち次第。 だから好きな人だったらエッチは最高のプレゼント。 女は好きな人に抱かれるために生まれてきたんだもの。 でも、好きでなかったら心が消えない深く醜い傷を負う。 でも好きな人のすることだったら何でも耐えられる。 普通なら痛くて辛くて耐え難いことでさえ、幸せを感じられる。」
『今日は、きっと、本当に、躯よりもこの心が幸せを感じる。 そう、きっと。』

「叩いても?」
「うん。 一樹さんなら。」
『そう、一樹さんなら、何をされても何を命じられても幸せでいられる、きっと。 こんな事をしても。 ううん、いつも命じられてする全てのことを一樹さんにしてみたい。 そして、私の淫らな行為を浄化して貰うの。』

 美沙は爆ぜそうな想いを胸に、一樹の足元に跪いた。 ソックスを脱がすと、足首から脹ら脛、裡腿へと舌で舐め上げる。 同時に手を伸ばし、一樹の袋をやわやわと揉み転がす。 美沙は舌を徐々に一樹の中心に近づけていく。 舌から焦れるような電流が美沙の躯内に流れる。 美沙は躊躇無く一樹の裡腿から袋まで包むように舐め上げていった。 一樹の腹筋がびくんびくんと震えているの感じられる。 一樹の荒い息遣いが美沙の耳朶を叩く。 舌が自分でも火傷そうに熱い。 小さな掌がどくどくと脈づいた。 美沙は逸る想いを押さえて、ゆっくりと一樹の脚を這わせた。 掌を股間の袋から一樹の灼熱へと移動させた。 若い命がどくどくと滾っていた。 美沙は一樹の灼熱に掌を添えたまま、唇を腿から尻へと付いかせていく。

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☆ 美沙の凄春その122=放出。

 一樹の太腿を持ち上げ、ベッドとの間に頭をこじ入れる。 袋ごと口に含んだ。 汚らしいとも、辛いとも思わなかった。 むしろ自由にさせてくれていることに、一樹の大切な物に触れさせて貰えることに心までもが歓びに震えていた。 舌を押し当て、ぬちゃぬちゃと引き締まった尻に這わせていく。 すべすべとした肌が心地よかった。  

「うぅっ。」
 一樹が呻くように吐息を漏らした。 焦れるのか、太腿がぷるぷると震える。 美沙は頬にその震えを感じていた。 唇を一樹の屹立に近づかせ、そして焦らしながら遠ざける。   まだ味わっていない裡腿へと移ろわせた。 

「もっと、もっと、感じて。」
 美沙は想いを伝えた。 美沙は噛み付くように一樹の臀部の中心に吸い付き、その舌を肛門に這わせた。 一樹の驚きと躊躇い、そして体を襲うもっと感じたいと言う欲望の狭間に揺れる心の動きが舌を通して伝わってくる。 美沙は初めて奉仕する歓びに、歓ばせる事の歓びに心が沸き立つのを驚きを持って迎えていた。 

「好きよ。 本当に愛しい。」
 美沙は胸を焼く炎を吐き出した。 一樹の灼熱にむしゃぶりついていた。 灼熱の薄い細胞を通して一樹の命が直接伝わってくる。 美沙の中に一樹の息吹が入り込んでくる。
 一樹の屹立ははち切れんばかりに充血し、その先端の皮膚は極限までに張り詰め、艶々と薄く危うく光っていた。 まだ人に触れられたことのないその命の元を口に含む。 その喜びが美沙の躯に染みこんでいく。

 美沙はゆっくりと唇を動かし、口の中の一樹の灼熱に舌を纏わり付かせる。 掌でその下の袋をたおやかに包み、もう一つの掌に脇腹を撫でさする。 口の中で、掌の下で一樹が感じているのが嬉しかった。 
「うっ、うっ、うんん。」
 一樹は声を上げた。 沸き上がる快楽を押さえ切れないと言う様に美沙の頭を両手で押さえつけてくる。 息苦しさにくぐもった呻きを美沙は漏らした。 と、口の中の灼熱が激しく脈打った。 美沙の喉に三宅の精が迸った。 

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