
「確かにぐっと手応えがありますね。 肉厚でしかも若々しい弾力がある。 こんなに細いイチヂクの先でさえ、こうなんだから、随分と楽しませて貰えそうだ。」
佐竹はさも名残惜しそうに画家の清水に場所を譲りながら、唾が溜まった血色の悪い分厚い唇をぐいと手の甲で拭った。
「では、ボクも。 確かにまだ入れるのさえ苦労しかねない。 この弾力は・・・。」
「うぅんっ。」
清水が咲織の菊華にイチヂクを当てた瞬間、咲織が苦しげに呻きを漏らした。 花びらの奥深くに埋もれていた指は動きを止めた。 何かに堪える様に曲げられた下腹がぴくぴくと軽い痙攣を見せる。
イチヂクの刺激に腸よりも先に膀胱が悲鳴を上げた。 否、あまりの羞恥に横に置かれていた尿意がその限界を知らせてきた。 膀胱が伸び切り、今にも爆ぜてしまいそうだった。 その苦しみを知られまいと、咲織は呻きを飲み込み、裸身を硬直させる。
「もしかして、小さい方? そうだったね、ずっと檻の中で堪えてたんだった。」
江梨菜が燥いだ声を上げた。 檻を取り囲んだ男達が騒めく。
「それは苦しいでしょ。 我慢すると躯に毒よ。 先に出させて貰ったら。 ちゃんとお願いして。」
江梨菜は咲織の耳元にさも心配そうな声を掛けた。
「うぅん。」
呻きとも、否定とも取れぬ声を漏らして、咲織は顔を左右に揺らした。 その顔の上にまで持ち上げられた傷ついた足裏が内なる苦しみを現わして、ぎゅっと握られる。 赤黒く腫れた足裏が哭いてる様だった。
『あぁ、駄目。 どんどん苦しくなる。 あぁ、どんなに恥を掻いても、嗤われてもいい。 この苦しみから逃れたい。 なのに、疼く。 引っ掻き回したいほど、あそこがむず痒い。 あそこだけじゃない、躯が、全ての肉が蚊に刺されたみたいに。 苦しい、苦しいです、ご主人様。』
「これは予期せぬ見物が増えたな。」
「苦しみに耐える美女程、ぐっと来るものは無いね。」
「本当に見ているだけで、息が詰まりそうだ。 この胸苦しいまでの昂ぶりを僕の絵を見る人にも感じさせられたら・・・。 なんて悩ましい貌だ。 これを入れたら、この貌が、更にどうなるのか。 見せてくれ。 絶望の果ての貌を。」
清水は咲織の菊華にイチヂクを深々と差し入れ、握り潰した。 一滴も残さまいと、二つに折れたイチヂクをさらに絞る。 眼の前でハートの形を描く尻たぼが、のの字を描いてのたうった。
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佐竹はさも名残惜しそうに画家の清水に場所を譲りながら、唾が溜まった血色の悪い分厚い唇をぐいと手の甲で拭った。
「では、ボクも。 確かにまだ入れるのさえ苦労しかねない。 この弾力は・・・。」
「うぅんっ。」
清水が咲織の菊華にイチヂクを当てた瞬間、咲織が苦しげに呻きを漏らした。 花びらの奥深くに埋もれていた指は動きを止めた。 何かに堪える様に曲げられた下腹がぴくぴくと軽い痙攣を見せる。
イチヂクの刺激に腸よりも先に膀胱が悲鳴を上げた。 否、あまりの羞恥に横に置かれていた尿意がその限界を知らせてきた。 膀胱が伸び切り、今にも爆ぜてしまいそうだった。 その苦しみを知られまいと、咲織は呻きを飲み込み、裸身を硬直させる。
「もしかして、小さい方? そうだったね、ずっと檻の中で堪えてたんだった。」
江梨菜が燥いだ声を上げた。 檻を取り囲んだ男達が騒めく。
「それは苦しいでしょ。 我慢すると躯に毒よ。 先に出させて貰ったら。 ちゃんとお願いして。」
江梨菜は咲織の耳元にさも心配そうな声を掛けた。
「うぅん。」
呻きとも、否定とも取れぬ声を漏らして、咲織は顔を左右に揺らした。 その顔の上にまで持ち上げられた傷ついた足裏が内なる苦しみを現わして、ぎゅっと握られる。 赤黒く腫れた足裏が哭いてる様だった。
『あぁ、駄目。 どんどん苦しくなる。 あぁ、どんなに恥を掻いても、嗤われてもいい。 この苦しみから逃れたい。 なのに、疼く。 引っ掻き回したいほど、あそこがむず痒い。 あそこだけじゃない、躯が、全ての肉が蚊に刺されたみたいに。 苦しい、苦しいです、ご主人様。』
「これは予期せぬ見物が増えたな。」
「苦しみに耐える美女程、ぐっと来るものは無いね。」
「本当に見ているだけで、息が詰まりそうだ。 この胸苦しいまでの昂ぶりを僕の絵を見る人にも感じさせられたら・・・。 なんて悩ましい貌だ。 これを入れたら、この貌が、更にどうなるのか。 見せてくれ。 絶望の果ての貌を。」
清水は咲織の菊華にイチヂクを深々と差し入れ、握り潰した。 一滴も残さまいと、二つに折れたイチヂクをさらに絞る。 眼の前でハートの形を描く尻たぼが、のの字を描いてのたうった。
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