【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。
☆ 年度始めは何か疲れますね。 新入社員さんは特にでしょう。 今日はアンドロメダな朝はお休みします。
☆ 明日もきっと読みに来てくださいね。
☆ 最近知ったのですが、往年の大ヒット曲に「今日でお別れね」と言う曲があります。
その2番の歌詞が秀逸です。
「 最後のタバコに 火をつけましょう
曲ったネクタイ なおさせてね
あなたの背広や 身のまわりに
やさしく気を配る 胸はずむ仕事は
これからどなたが するのかしら」
凄いのは、背広や身の回りに優しく気を配ると言う世の主婦なら、今は当然、昔でも退屈至極な、いやいやそもそもしない様な事を「胸弾む仕事」と言い切っている処です。 常識の逆を言うのは注目を引くための手段なのですが、これはその逆説の中に真実の吐露を見せている処。 たった一言で、愛の深さを知らせます。 凄い作詞です。
作詞は男のなかにし礼ですが、彼はきっとMですね。
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☆ 年度始めのため、思ったより本業が立て込んで、初めての2夜連続お休みを頂きます。
☆ 明日からは何時も通り毎日連載しますので、是非是非読みに来てください。
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ふわふわと何処を歩いているのかも判らず、ラウンジを進んだ。 三宅が会計をしている間も、振り払われなかった手を握り締める様に重ねていた。
手を繋ぐ事が、三宅の熱を感じる事がこれ程までに嬉しいとは。 咲織は三宅の横顔を盗み見る。 ぴんと背筋を伸ばした鼻が引き締まった口元が誇らしかった。
言葉は何も浮かばなかった。 夢見心地の心の前に躯は実体を失った様に存在感が無かった。
何も言わない三宅の隣を手を繋いで歩く。 ふと、余りの幸せに不安が過る。 この時が続けばいいと、止まればいいと祈った。 三宅はすっと前だけをみて歩いていた。
「こっちだ。」
いきなり繋いでいた腕が右に引っ張られた。
がしゃりと鍵が下ろされた音に咲織はうつつに無理矢理引き戻された。 ぼんやりと恋に酔った瞳に白い壁と天井、そして便器が映った。 そこが多目的トイレだと咲織は知った。 同時にそこに連れ込んだ三宅の意図も。
「判った様だな。」
不安顔で仰ぎ見る咲織に三宅は言った。 まだ掌は繋がれていた。 咲織はその掌をぎゅっと握った。
「はい。」
哀しみを湛えながらも、覚悟を滲ませて咲織は頷く。
「見せなさい。」
三宅は便器を顎でしゃくった。 繋いでいた掌が邪険に振り払われた。
「はい。」
泣き出す胸に何かを言い聞かせる様に振り払われた掌で押さえながら、咲織は便器の前に立った。 俯いた貌は巻き毛に隠れていた。
「露出狂のおまえが好きなストリップショーをさせてやるんだ。 顔をちゃんと見せて。 スカートを下ろし、パンツも脱ぎなさい。」
外に漏れない用心に押し殺した三宅の声は固かった。 許してと甘く訴えた咲織の瞳は鋭い三宅の眼に射竦められて怯えた。
紛れも無く咲織はその眼の奴隷だった。 トイレで、好きな男の前で自ら裸になると言う屈辱的な命令に反抗する事など考えられなかった。 返事をする前に咲織の指は意思とは関わりなく、スカートのジッパーに掛っていた。
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「痛かったか。」
咲織の反応に三宅は指をすっと引っ込めた。
「はい。 恐ろしいほど。 本当に開いた傷口みたいです。」
「確かに血がそのまま固まったみたいに透明で赤いからな。 その感度で、ピアスの珠に挟まれたらどうなるかな。 俺の指と違ってつるつるしているからそれ程ひどい感じ方はしないと思うが。」
「怖いです。 でも、ご主人様に改造して頂いたんですから。 その秘芽はご主人様そのもの。 ご主人様の物。 私の躯の中に埋められたご主人様。 それが痛みでも婬らな感覚でも、嬉しいです。」
咲織は大きな瞳を潤ませた。
「馬鹿な奴麗だ。 ま、馬鹿でなければ奴麗になるなんて自分の口から言う訳が無いが。 ちょっとだけ我慢しろ。 声は出すな。 耐えられない様ならこれでも自分で噛んでいろ。 自分が漏らした愛液だ。 美味しいだろう。」
三宅は咲織から奪ったショーツを丸めて、咲織の口に押し込んだ。 咲織は抵抗も見せず、三宅にされるがままに口を開き、口いっぱいに自らのショーツを咥えた。
生体反応のなせる業で自然に湧き出る唾液を溢さないように啜った。 不思議と惨めさは感じなかった。 むしろ、人目を惹かないようにとの三宅の優しささえ感じた。 否、咲織は三宅が自分にすることなら全てが嬉しかった。 それが、暴力でも屈辱でも与えられるもの全てが愛おしく、嬉しく、情慾を湧き立たせた。
従順な咲織の態度に三宅は一つ頷く。 その満足気な貌に咲織は胸を熱くした。
「うぐぅぅっ。」
三宅の指が剥き出しの咲織の秘芽を摘まんだ。 小さな小豆ほどの秘芽を精一杯引っ張るとピアスの珠がその根元を挟むようにぐいと押し込む。 小さな小さな器官を弄られてるとは思えない、まして今は三宅に咲織を責めて楽しむ気は無いと、精一杯の優しさで扱われていると分かっているのに、まるで傷口を鑢で擦り上げられる様な鋭い痛みに悲鳴は押し殺しても、大きな瞳は涙に溺れた。
黒いジャケットの中で咲織の小さな躯が仰け反る。 ひしと自らの秘唇を開いた細い指が痙攣していた。
「よし。 よく我慢した。 可愛い奴麗だ。」
三宅は咲織の口からシルクのショーツを引き摺り出した。 涙瞳で見上げた咲織の頭をぐりぐりと子供をあやす様に撫でる。 咲織の愛らしい唇が歪んだ。
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『ご主人様とのデートだもの。 綺麗にしておかなきゃ。』
咲織は今にも後を追おうとする心に言い聞かせ、ファンデーションを薄く叩き、口紅を引き直した。
トイレから出ると通路の先に三宅の背があった。 心は疾うにその背に抱きついていた。 その心に追い付こうと脚が急く。
「うっ。」
十歩も堪えられなかった。 咲織は通路の真ん中で立ち尽くした。 瞳の中で三宅の背中が薄れていった。
『こんなに。 こんなに感じてしまうものなの。 ちょっと歩いただけで、こんなに感じるなんて。 でも、行かなきゃ。 歩かなきゃ。 ご主人様の処まで。 ご主人様のあの背中まで。』
先に三宅の指で触れられた時の傷口を擦り上げられる鋭く激しい痛みとは違った。 ジェルの保護を失った秘芽は絶えずピアスの珠が与えて来る圧迫感を強く感じていた。 歩くと三宅の指と違って滑らかに加工されたピアスの珠はくすぐったい様な、掻き毟りたい様な、そして婬らな刺激を与えて来る。 それは発散される事無く、一歩ごとに咲織の中に溜まっていく。
咲織は躯の中に溜まった婬らなもの吐き出す様に深く息をした。 恐る恐る、それでいて他人に悟られない様に精一杯にしゃっきりと足を踏み出した。
じんと感悩の波がスカートの下で剥き出しにした秘部から躯の奥へと打ち寄せる。 三宅の指が与えてくれるあのふわりと躯が重力を忘れる様な歓びでは無く、何か急き立てられる様なやるせない感悩の波だった。 逃れたいと願い、逃れるためなら、躯を無茶苦茶にされてもいい、そう思わせる無理矢理な感悩。 咲織の躯は嘗て三宅に塗り込まれた催婬剤の無慈悲さを思い出していた。 あるいは何処にいるのかも判らない三宅の意の儘に自分の中で動き出す遠隔操作のヴァイヴが与えてくる遣り場の無い感悩を。
下腹に力を籠め、一歩一歩深く息をしながら慎重に脚を運んだ。 少しずつ瞳の中で三宅の背が大きくなっていく。 それを唯一の希望にして咲織は歩を進める。 きっと、スカートの中は洪水だろうと思った。 また、三宅に嗤われる。 そして、それを口実に虐められる。 そう思うと、ますます躯は熱く疼く。
「遅かったな。 罰だな。」
「はい。 お好きなだけ罰して下さい。」
振り向いた三宅の胸に咲織は躯を預けた。 その胸があたたかかった。
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「言葉だけは奴麗らしくなった。 その言葉を悔やんでも知らないぞ。」
そう言いながらも三宅の腕が咲織の肩を抱く。 その心強さに咲織は胸に誓った。
「おまえは海外旅行にでも行くつもりか。」
咲織がホテルのベルキャプテンに預けていたキャリングケースを見て笑った。
「だって、十日も一緒に居られるんでしょ。 一日一着としても少なくとも下着が十着は必要です。 これでも、外出着は思いっきり減らしたんです。」
「奴麗には下着もアウターも要らないとは思わなかつたのか。」
「少し。」
その意味する処を思うと咲織の声は小さくなる。 はにかんで俯いた。
「まあいい。 おまえはバッグもあるから、俺が持ってやろう。」
三宅はサンドベージュのキャリングケースを奪うと歩き出した。 肩を抱かれた咲織の小さな躯が宙を舞う様についていく。 三宅は慌てた様子も見せず、ゆったりと歩いていく。 それでも、背の高い三宅に付いて行こうとすると、どうしても咲織は小走り加減になった。 まだロビーを出ない裡にピアスが牙を剥いてくる。
「ごめんなさい。 もっとゆっくり歩いてください。」
三宅を見上げた瞳がまた泣き出しそうだった。
「どうして?」
玄関ドアの前で三宅が歩みを止めた。 すぐ傍らでドアマンが自動ドアを開けて待っていた。
「だって、感じちゃうんです。 ご主人様に付けて頂いたピアスで、歩く度に。」
前なら言え無かった、背伸びをして三宅の耳元に告白しながら咲織は思った。
「おまえが婬らだからだ。」
三宅の誰憚らない声の大きさに咲織の心臓はきゅんと縮んだ。 おどおどと傍らのドアマンを盗み見た。
「婬らなマゾ奴麗を婬らだと言ってはいけないのか。 それとも婬らじゃないとでも言う積りか。」
「いえ。 そんな事は。」
咲織は消え入りそうだった。
「銀座まで歩くのは無理そうだな。」
「ご自宅に向うんじゃないですか。」
「おまえが生まれ変わった日だ。 思い出のレストランで食事でもしようと思ったが。 今すぐに虐められたいのか。」
「いいえ。 行きたいです。 あのレストラン。」
咲織は肩を抱く三宅の腕にしがみ付いていた。
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☆ ごめんなさい。 今日は片岡愛之助様を観てきました。 宙乗りで頭上を八放睨みで遊泳され、魅せられました。 さすがの色気です。
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一歩踏み出す毎に秘芽を挟むピアスの珠はその存在を主張した。 直線的な刺激では無く、柔々と揉み込む様に、時に羽根でふわりと振れるか触れないかの焦れる様な刺激でここにいると、そしておまえは性の奴麗だと咲織に伝えて来る。
『あぁ、ご主人様。 ご主人様を感じます。 婬らだけど、あそこで。 そして、この腕で。 躯全体で。 ご主人様がいる。 今は私の傍らに。 今だけでなく、ずっと、何日も。 今夜は食事をした後で、責められた後で、離れ無くていい。 あの寂しさを哀しさを感じなくていい。 幸せなまま、ご主人様を感じたままに夜を過ごせる。』
今、三宅の腕に取り付いている自分の腕を邪険に振り払わないでいてくれる事が嬉しかった。 その嬉しさに否応の無い感悩の疼きにさえ、咲織は高揚した。
慇懃な笑みが貼りついたドアマンの顔を後にして、三宅は右に折れ、タクシー乗り場に向った。 その僅かな距離にも咲織の歩みは遅くなる。 奴麗がようやく得たささやかな幸せを飲み込む程に咲織の中で婬美な波が大きくなっていく。
「どうした。 感じ過ぎて、歩けないのか。」
咲織は恥ずかしそうに三宅の胸に顔を埋める様にこくりと頷いた。
「まだほんの十メートルも歩いてないのに、はぁはぁと今にも逝きそうな息をして。 会社の廊下でもそんな婬らな姿を曝して、男達をみんな惑わす積りか。」
三宅の意地の悪い言葉責めに反論さえ出来ず、耳元を擽るその低い声に咲織は躯を震わせた。 それ程に感悩が昂っていた。 三宅の腕にしがみ付いていなければ、その場に崩折れそうだった。
「ご主人様と一緒だからです。」
「俺は催婬剤か。」
三宅は笑って、咲織を先にタクシーに乗せた。 ほっと咲織はシートに躯を預けた。
「銀座三越前まで。」
三宅の告げた行き先を聞いて、咲織はしっとりと躯が熔けて行くのを感じた。 心よりも先に躯があの日に戻っていた。 あの日も胸はどきどきと脈打ち、躯は歓びに熔けそうだった。 それは今も変わらない。 その事に気づいて咲織は、嬉しさに三宅の掌を両掌で包んだ。 その歓びを三宅に送り込む様に。
「あの日を覚えているか。」
「はい。 凄く鮮明に。 嬉しかったから。 とても。」
「奴麗になれてか。」
咲織は返事の代わりに、包んだ三宅の掌をぎゅっと握り締めた。
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「未だに俺の奴麗になった事を後悔していないのか。」
「後悔なんて。 考えた事もありません。」
「俺の奴麗にならなければ、その綺麗な肌に傷を付ける事も、歩くだけで立っていられない程感じ過ぎる躯になる事もなかっのにか。」
「はい。 だって、ご主人様が欲しかったのは恋人では無く、奴麗だったんでしょ。 奴麗になったから、こうして、今お傍に居られるんですから。」
「ふんっ。 そう言う事にしておくがいい。 その方が幸せでいられるなら。」
「違うんですか。 ご主人様は奴麗を探していらっしゃったんじゃないですか。」
「その通りだ。 俺が欲しかったのは奴麗だ。 奴麗になってくれる女では無くて、生まれ付いての奴麗だ。 そして、おまえは生まれ付いての奴麗だった。 でも、俺に出会わなければその本性に気付かずに生きて行けたかもしれない。 それがガラスの幸福でも、幸福は幸福だし、壊れる事無く一生を送ることは可能だ。」
「ご主人様の奴麗になれて良かったです。 本当に。」
「それは嬉しい。 本性を知った上で、なお喜んでいてくれて。」
意外な告白に咲織は三宅の顔を見た。 その顔は優しく自分に向けられていた。
「歩けるか。」
「はい。」
キャリングケースは三宅が持ってくれた。 掴まれと言う様に差し出された三宅の腕を咲織は両掌で取った。 歩く度にピアスが送って来る刺激から逃げると言うより、街の眩しさから隠れたかった。 奴麗の身には銀座の煌めきは似合わない様に思えた。 三宅がその事を気付いているのかと咲織は顔を盗み見た。 その端正な横顔は街の灯りを跳ね返して、より輝いて見えた。
「あの服はどう思う?」
「素敵だと思いますけど。」
歩きだしてすぐに三宅は華やかなショーウインドーの一つで足を止めた。 三宅の示した指の先で、白地に鮮やかな花が描かれたワンピースを見に付けたマネキンが微笑んでいた。
「着てみないか。」
「えっ、私に。 華やか過ぎませんか。」
「いや、おまえに華やか過ぎると言う事は無いだろう。 試着してみたらどうだ。 今着てる服はデートと言うには固すぎる。」
「はい。」
突然の話に驚きながらも咲織は頬を染めて、店に入った。
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咲織はコートの襟元から三宅から贈られたワンピースがまるで消えてしまうのを恐れる様に幾度も確かめた。
「気に入ってくれたか。」
「はい。」
咲織は熱に浮かされた貌で三宅を仰ぎ見る。 咲織に注がれる三宅の眼が優しかった。
「余り、嬉しそうじゃないな。 ちょっと胸が開き過ぎだったか。」
「いいえ。 嬉しくて、嬉しくて。 言葉が無いんです。」
咲織は下を向き、もう癖になった慎重な脚の運びで三宅に付いていく。
『本当に嬉しいんです。 こんなに幸せでいいのですか。 口を開くと幸せが零れてしまいそう。 不安になってしまいます。 ご主人様がお優し過ぎて。』
三宅の歩調が何時に無く極ゆっくりで、そして店々のショーウインドー毎に立ち止まってくれているのを知っていた。 その気遣いに咲織の胸は溺れそうだった。 咲織は自分の肩を抱く三宅の掌をぎゅっと掴んだ。
「ん? 感じてるのか。 こんなにゆっくり歩いていても、濡れて濡れて、どうしようもないのか。 婬濫な女だ。 歩くだけで感じるとは。」
三宅が行き交う人に聞こえはしないかと思う声で言った。 咲織は恥ずかしさにふわふわとしたコートのファーの襟に顔を埋める様に俯く。
「前はおまえの首輪に鎖を繋いで犬の様に連れて歩いたのに、おまえは嫌がる処か本当の犬が散歩に連れ出された様に嬉しそうに尻尾を振って付いて来た。 おまえの一生を俺の奴麗として過ごさせてやろうと思った。」
三宅は抱きかえる様に咲織を薄暗い路地に誘った。 小さいが今も信仰を集めているのだろう清掃の行き届いた稲荷神社の横にぽっかりと暗い隙間があった。 その闇に二人は埋まった。
「欲しいか。」
三宅の低い声が咲織の子宮を震わせる。
「はい。」
小さな咲織の声は意思を持っていた。
『何時でも、咲織はご主人様が欲しいです。 何時でも、ご主人様に求められたいです。 婬濫ですか。 いいんです。 婬濫な奴麗で。 それが、私。 ご主人様の奴麗。 なんだか、ほっとします。 そう。 私はご主人様のマゾ奴麗。 優しくされるより、求められ、責められ、啼いてる方が落ち付きます。』
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唇から三宅の脈が肉に流れ込んでくる。 咲織の肉は歓びに熱く沸騰した。 次を期待して躯中の血が沸き立つ。 子宮に流れ込んだ血で苦しいまでに疼く。 そっと舌が三宅を求めて蠢いた。
三宅はさっと離れた。
『もう、終わり?』
咲織の口は半開きの儘に残された。
「何を期待した?」
三宅は優しい眼で皮肉に口を歪めた。 まだ騒ぐ血に動けないでいる咲織の肩をぽんと叩き、歩き始める。
「判りません。」
三宅に遅れまいと必死に脚を前へと出す。 ピアスが秘芽を咬んだ。 三宅の掌の下で咲織の躯がぴくんと跳ねる。
「判らない?」
「本当なんです。」
「教えてやろうか。」
「はい。」
咲織は三宅を見上げた。 瞳の中で三宅の顔がさも得意気に笑った。 その顔に胸がきゅんと歓ぶ。 この顔を見続けていたいと。
「犯される事を期待したんだ。 この口も、ピアスの刺激にじゅくじゅくに濡れているお萬子も、その下でひくつく菊華も。」
女を辱しめるための言葉が咲織の耳を擽る。 咲織の中の女の肉がひくひくと騒めく。 肩を抱く三宅の掌はそれを知っていた。 躯の反応を知られた咲織の脚が止まった。
「それとも、鞭かな。 おまえが求めたのは。」
肩を抱いていた三宅の掌がコートの上から咲織の小さな背中を滑っていく。 柔肌がさざ波を打った。 尻たぼの描く綺麗な曲線を三宅の掌がなぞる。 ハイヒールが浮く程咲織の躯がはぴんと伸びる。
「はい。 無茶苦茶にされたいです。 ご主人様の思うままに。」
「ふふん。 もう少し我慢しなさい。 食事が終わったら、壊してやる。」
「はい。 お願いします。」
奴麗の台詞を口にしながら、咲織は奴麗になりきっていた。
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『本当ですか。 本当ですか。 ご主人様が咲織に落ちた? 咲織は単なる性慾処理のための奴麗じゃないんですか。 道具の一つじゃないんですか。 代わりなどご主人様なら幾らでもいる。 奴麗の一人にして頂いているんじゃないんですか。 本当なら、ご主人様の言葉が本当なら。 どんなに、どんなに嬉しいか。』
怖かった。 もう一度確かめるのは怖すぎた。 きっと皮肉な三宅は二度目は否定するだろうと思えた。 否定されたら、咲織にはもう縋り付くものが無い。 今の言葉を胸に閉まって、永久に守り、火を灯し続ける道を選んでいた。
その火が咲織の中の婬らな熾火を燃え上がらせた。 酒のせいだけでなく、躯が溶け出すほどに熱い。 その躯の中で、秘唇は一層熱く火照り、ずきずきと血を脈打たせた。
運ばれた料理の味も分からなかった。 三宅が楽しそうにしてくれた海外の話題も頭に届きはしなかった。 ただ、三宅の声を揺り籠にして、婬らな炎が燃え上がるばかりだった。
肌と言う肌が燃えていた。 かっかと火照り、つんと鉛筆の先で突いただけで爆ぜるぱんぱんに膨らんだ風船の様に逝ってしまうのではないかと思える程、細胞の一つ一つが三宅を感じようと目いっぱいに広がっていた。
躯は妄想の中にいた。 肉は果てしない愛撫を受けている様に張り詰めていた。 その中で婬らな夢から目覚めた心が三宅の存在を慌てて確かめる。 眠りの後で親を必死に探す赤子の様に。
顔を上げると三宅の眼差しがあった。 ほっと安堵すると同時に、その視線が咲織の大きく露出した胸の肌を突き刺す。 おまえの婬らさを全て知っているぞと。 その痛みに咲織は啼き、そして悶えた。
「出ようか。」
その声に咲織は現に引き戻された。 まだ婬らな妄想から冷めやらない躯が現実の責め苦を求めて湧き立った。
「はい、ご主人様。」
自ら口にしたご主人様と言う呼び名に咲織の心は酔った。 そう呼べる人がすぐ傍にいる嬉しさに胸が詰まる。 立とうとして、心に追いつかない脚が縺れた。
咲織の躯を三宅が包んだ。 その腕の力強さに、胸の頼もしさに、咲織の肉が三宅の形に蕩ける。
「ご主人様。」
もう一度、口にした。
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「うぅっ。」
咲織の躯が発条の様に再び固まった。 ワンピースの裾は太腿の付け根まで捲られていた。 動きの制約を解かれた三宅の指がやわかい股間の秘肉を這い、秘唇の合わせ目をなぞり上げる。
「あぅん。」
声を漏らさまいと固く噛んだ咲織の唇を震わせて、小さな喘ぎが零れた。 ハイヒールが木の床を鳴らすスタッカートが響く。
「ご主人様と言え。」
押し殺した三宅の声が咲織の耳朶を熱くする。
「ご主人様。」
口にした途端、咲織の中を熱いものが肉を熔かしながら落ちていく。 咲織はここが何処かを忘れた。 咲織の脚はじりじりと開き、三宅の指を受け入れていく。 躯はもう三宅を求めて溶け出していた。
クロークの奥からこつこつと足音が聞こえた。 三宅の掌がさっと、何の名残も見せずに引いていった。
「ありがとう。」
三宅は既に紳士の姿に戻って、従業員にコートを着させていた。
「すいません。」
コートを掛ける従業員の前で、ワンピースの裾がまだ捲れ上がっている事に気づいた。 巻き毛の陰でうなじが赤く恥じ入っていた。
「何処にいようと、何時だろうと、人前だろうと、すぐに欲しがる。 盛りの付いた犬なんてものじゃない。 おまえに似合うだけの侮蔑の言葉が見つからないくらいだ。」
「だって。 だって、ご主人様が。」
腕に縋りつきながら、咲織は三宅に甘えた瞳で非難した。
「すぐに俺を言い訳に使う。 おまえが求めていないのなら、俺の掌を振り払えばいい。 おまえが婬濫でないなら、脚を開く訳が無い。 ちゃんと認めなさい。 自分が性の奴麗になるしかない婬濫極まりない女だという事を。」
厳しい三宅の眼が咲織の躯を絡め取る。 もう恋人ごっこは終わりだとその眼は言っていた。
「はい。 咲織は婬濫な奴麗です。 何処でも、何時でも、人目も気にせず、欲しがる婬濫な女です。 ごめんなさい。 ごめんなさい。」
咲織の声は震えた。 哀しい台詞を口にしながら、咲織は心から謝っていた。 そして、赤く腫らした大きな瞳で何よりも、三宅の許しを求めていた。
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「何を謝っている。 婬濫だと言う事はいい奴麗になる資質があると言う事だ。 それだけ俺が楽しめるからな。 もっと、もっと婬らになれ。 もっと、もっと、楽しませろ。」
三宅の言葉に咲織は顔を上げた。 階段の出口が街の明かりで矩形に輝いていた。 その輝きが三宅を神々しく照らしている。
「はい。 ご主人様に楽しんで頂きたいです。」
言い終えた咲織の紅い唇が口付けを求める形を作る。 無意識だった。
「いい心掛けだな。 その心掛けを後悔させてやろう。 それがマゾ奴麗を飼っているご主人様の優しさだろうからな。」
「後悔はしません。」
「よし。」
三宅に頭を撫でられ、咲織は子犬の様に心の中で尻尾を振り続けた。 今にも泣き出しそうな切ない視線を三宅の顔に絡ませる。 その愛らしくも婬らな美少女の顔に負けてはならないと三宅はぷいと顔を逸らした。
「俺より上に行け。」
咲織が見詰める背中越しに命令だけが下った。
「はい。」
想いを三宅の背に残し、咲織は三宅の横を摺り抜けた。
「止まれ。 そして、ケツを出せ。」
三宅の侮蔑的な命令に咲織の中で燃え続けていた婬らな燠火がちろちろと炎を上げ始める。
「ここで、ですか?」
戸惑いに声を震わせながらも、咲織の掌はコートの背後に回されていた。
「そうだ。 ここでだ。」
「人が来たら?」
「人が来たら、奴麗のおまえが恥を掻くだけだ。 レストランに続く階段で女が剥き出しのケツをひり出していたら、ぎょっとはするだろうが、すぐにその太い首輪に気付いて合点するだろう。 もしかすると、叩いてくれるかも知れないぞ。」
「そ、そんな。」
心臓がばくばくと痛いほど鼓動した。 共鳴したのか、子宮がぎゅんと収縮する。 羞恥に身を強張らせながらも、濡れていく我が身に咲織は気付いた。
「人に見られたくないのなら、早くした方がいいと思うが。 いずれにしても、奴麗のおまえに拒否権は無い。 繁華街の真ん中でケツをひり出すしか無いんだから。」
「ぁぁ。」
哀切な呻きを小さく上げた。 喉を焼き、哀しい奴麗の諦めが躯の中を降りていく。
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咲織は震える掌でコートの裾を背中まで跳ね上げた。 下着を着けていない下半身が冷気に怯んだ。 今、尻たぼを剥き出そうとしているこの場所が三宅と二人きりの密室では無く、何時人が通るかも知れない屋外だと改めて知った。 ワンピースの裾で咲織の細い指が惑う。
「早くしろ。」
「はい。」
『ご主人様が怒っていらっしゃる。 怒らせたくない。 怒られたくない。 悦ばせたい。 可愛がられたい。 あの素敵な声で、可愛い奴麗だと。 あぁ、もうご主人様には逆らえない。 あの声で命じられたら、私はどんな恥も、どんな屈辱も受け入れてしまう。』
押し殺した三宅の声に押されて、咲織の掌がワンピースの裾を持ち上げる。 冷気が直に咲織の丸い尻たぼを嬲っていった。 肉厚の双臀がきゅっと持ち上がる。 一つえくぼが暗がりに浮んだ。
「何時見ても真っ赤になるまで叩きたくなる可愛いおケツだ。 だが、叩いてやるご褒美は後に嫌という程取っておいてやる。 今はこれをおまえのケツの穴に入れてやろう。 これが何か判るな。」
三宅はポケットから取り出した物を咲織の背後から見せ付けた。 それは三宅の掌に収まる程の長さで両端が丸い万年筆状をしていた。
「あぁ。」
咲織の哀しい溜息が凍った。
『これはローター。 あぁ、こんな物の用途が判る女になってしまった。 何処までも穢れていく。 それでいいのですね、ご主人様。』
咲織の瞳の前でそのローターが捻られた。 モーター音がぶーんと婬らに響いた。 その音に咲織の胸が締め付けられる。 咲織の躯はそれが与える刺激を思って、哀しく捩れる。
「舐めろ。 おまえの唾液を潤滑材にするんだ。 たっぷり舐めないと痛い思いをするのはおまえだ。 ま、何人もの男に犯されたおまえのケツの穴ならこのままでも美味しそうに飲み込むかもしれないが。」
ローターを押し付けられた咲織の唇に婬らな振動が伝わって来る。 咲織は諦めに瞳を閉じた。 紅い唇を誰もいない虚空に開いていく。 ローターが我が物顔に咲織の口の中に入って来る。 嗚咽を堪え、咲織はローターに舌を絡めた。 モーター音がくぐもって直接咲織の耳を打つ。 伏せた長い睫毛を濡らして涙が溢れた。 そして咲織の躯は婬らな涙を冷気に晒した太腿の間から流そうとしていた。
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「何時まで舐めている。 本当に貪欲な女だ。 何時人に見られるか判らないんだぞ。」
三宅は態と咲織の羞恥を煽った。
「ううっ。」
夜目にも白い咲織の尻たぼを割って、ローターが菊華に押し付けられた。 鈍い痛みが咲織の背骨を押し潰す。 逃げようとした細い腰が三宅の腕に捕まった。
「痛いか。」
「はい。」
「我慢しろ。 この細さなら切れる事は無い。」
「あぁぁぁ。」
声を出さまいと締め付けた喉を裂いて悲鳴が漏れる。 ずーんと痛みが肉に響いた。 三宅はローターをぐりぐりと右に左に捻じ込んでいく。 ひ弱な菊華が、そして尻たぼ全体が揺さぶられる。 咲織は階段に掌をついて耐えた。 ローターの振動が肉に響いた。 音が肉の中にくぐもっていく。
挿入し易い様に先細りら整形されたローターは咲織の思いを嘲笑い、菊華の中にすっぽりとその毒々しいピンクの躯体を没していた。 それを更に奥へと三宅の長い指が押し込んでいく。
もうモーター音は漏れていなかった。 が、咲織はその音を自らの肉を通して聴いていた。
直腸を無理矢理に震わせるそれは密着したもう一つの女の粘膜の鞘を我が物顔に震わせ始めていた。
『あぁ、震えている、私の中で。 感じてしまいます、ご主人様。 婬らなのですか?私が。 それとも、誰でもなんですか。 いいえ、きっと私が婬らなマゾだから感じてしまうのですね。 こんな街中で、お尻を剥き出しにして、ローターを事もあろうか菊華の中に入れられて、感じてしまう。 恥ずかしい。 恥ずかしい女。 嫌いにならないでください。』
小柄ながらすらりと伸びた白い太腿がぷるぷるとさざ波を打っている様に感じられた。 恥かしさが咲織の胸にその細い糸で巻き付いてくる。 一巻き一巻きと雁字搦めに締め付けて来る。
「本当に露出狂だな。 何時までケツを突き出している。 叩いてなんてやらないと言っただろう。」
三宅の揶揄に咲織は慌ててワンピースの裾をぱたぱたと下ろした。
「俺の家は知っているな。 先に待っている。 ただし、タクシーは使うな。 キャリングケースは俺が持っていてやろう。」
三宅は戸惑う咲織を一人置き去りにして、明るい街へと消えていった。
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☆ ただし、連休中も休まず連載しますから、是非是非「アンドロメダな朝」を読んで、充実の休日をお過ごしください。
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