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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

☆ その1=「メールが来たよ。」

「メールが来たよ」
 小さな可愛い声と共に、ピンクの兎がディスプレーの下の方を歩いてきた。

「ご主人様からメールです。今すぐ開きますか」
 咲織は、ピンクの兎の持った封筒をクリックした。

『キャッ。 わん。 来た、キタ』

 胸に甘い痛みを感じながら、急いで「YES」をクリックする。  メールが開くと同時に、人に見られないようディスプレーの隅に画面を縮小した。 小さな文字は、咲織に語りかけて来る。

「今日の夜は空いてるかい。良かったら食事をしよう」

『えっ。ホント。ほんとよね』

 一瞬、全身の血が心臓に集まり、頭が空白になった。 次に歓喜が体中を満たし始めた。

 たった1行のさりげないメールだったが、咲織を有頂天にさせるには十分だった。勤務中で無ければ、飛び上がり、歓喜の叫びを上げたに違いない。 咲織の艶やかに光る白い頬に赤みが差し、まさに桃色に輝いた。

 大きなアーモンド型の目をうっとりと閉じ、長いまつげを潤ませ、濡れたゼリーのようなぽってりと小さい唇をぽかんと開いた。 咲織は、一瞬の間に何度も読み返し、喜びが冷めるような見間違いでないことを確かめた。 

「もちろん、空いています。嬉しいです。」
 すぐに何も考えず、返信メールを送った。 しばらく時間を開けてから返事をするとか、『忙しいので、待ってください。』とじらすような事は考えられなかった。 一瞬でも早く返事を、想いを伝えないと、せっかくの青い鳥が掌の中から飛んでいってしまうような気がした。 手慣れたキーを押す手が少し震えた。 返信を出してしまうと、今度は、返事ばかりが気になった。

『今のは、間違いメールだと言われたら……』

『ご主人様に急な仕事が入ったら……』

 期待が膨らむのと歩調を併せて、不安が広がり、動悸が速まった。仕事も覚束ない。 ご主人様からの返事を待つ時間が、止まった様に感じられる。冷静に考えれば、平日の夕食を供にしようというに過ぎない。もし、夜中まで一緒にいても高々数時間、一緒に居られるだけ。

 しかし、ご主人様と咲織が心の中で言っている彼の存在を、初めて意識してから、半年以上待ちに待った、その時なのだ。

 毎日、彼に会えることを、彼と楽しく食事したり、映画を観たり、楽しげにデートしている姿を思い描きながら、その日が今日だとは一度も思った事がなかった。

 それだけに、簡単なメールだっただけに、信じられなかった。

 彼と勤務中にメールを送り合うようになってからすぐに知らされていたにも関わらず、それらはあり得ないこと、現実外のことと思われた。
 

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☆ その2=お言いつけは忘れずに

  どんなデートになるのかなんて、今の咲織の想いの外だった。 少し、彼とのメールの遣り取りを思い出せば、すぐにOKの返事など出来なかったろうのに。

 ただ、今日会える、会えてしまうことが、あり得ない僥倖のようで、有頂天と希望があっさりと叶ってしまう失望感に似たものが同時に咲織の華奢な躯を押し包んだ。 時計が針を進め、ようやく頭が現実を認識し始めると、不安に支配され始める。  

『この服で、嫌われないかしら。相手にされなかったら、気分を害してしまったら……』

 咲織は、彼からのメールを心待ちにしながら、何度も服装を点検した。

 彼を心の中で『ご主人様』と甘く呼ぶようになってからは、予期せぬ邂逅に備えて、喜んで貰えるような服装を心がけてきた。 彼の趣味を把握していたわけではなかったが、メールの端から伺える好みに合わせ、少なくとも、一緒に歩くであろう彼に無様な女を連れて歩くと言う恥をかかせないようにと、毎朝、鏡の前で点検していた。

 今日の服装もベストとは言えないまでも、十分に咲織の色白で華奢な躯をアピール出来るように選んだものだ。 白い麻地のテーラードジャケットの下に着た、淡いピンクの透けるようなシフォンを重ねたキャミソールは、咲織の桜色の光を湛えた肌理細かい胸元を鮮やかに見せていたし、脇に深めのスリットの入ったタイトスカートは、身長の割には膝下の長いすんなりした脚をより魅力的に見せるのに役立っていた。

 真珠のかけらを付けたような小さな足指から、くっきりとした土踏まずを経て、丸く小さな踵、折れそうな足首まで続く綺麗なS字カーブを、オープントゥハイヒールの赤いスエードのアンクルストラップが可憐に彩っている。

 朝のコーヒーを出した時に、普段無口な細木副社長が、『今日の橋本君は、夏らしくて一段と佳いね』と精一杯の褒め言葉をかけてくれたくらいだ。 しかし、咲織は何度も何度も不安に駆られて点検していた。 スカートの皺一つが気になって、延ばし続けた。 

 再び兎がPCに現れた。
「6時にステーションホテルのラウンジで。お言いつけは、忘れ無いように」
 ご主人様のメールは、またもそっけない。

『あぁ。ホントなんだ。空想じゃないんだ』

 今や、夢かも知れない、見間違いかも知れないと云う不安は消し飛び、咲織の躯中を夢が実現する喜びで満たされた。

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☆ その3=恥を掻かせては・・・。

今日のデートが間違いないものに感じられ、咲織の想いも具体的なものになった。

『どんな挨拶をしたら良いんだろう。『始めまして』は可笑しいわよね。にこっとしながら『こんばんわ』かしら』

『ご主人様は、いつも見かけるとおりにダブルのスーツを涼しげに着こなしているんだろうな。 今日は、どんな色のスーツかしら。深い緑だと私のキャミの色が映えるのに。』

『手を繋いで街を歩けると良いけど、繋いでくれないよね。 隣をそっと歩くのかな。』

『ラウンジでマチだから、まずは軽くお茶って、事よね。で、どこかへお食事。 おしゃれなご主人様のことだから、きっと、フレンチかイタリアン、でも渋さも有るから、料亭?何処でも、きっと美味しくてステキな所に違いないわ。わー、何処かな?ワクワクしてくる。』

『食事が終わるのが、9時ぐらいとして、それでお仕舞いと言うことにはならないわよね。 次は、何処?シックなバーかな。『酔ったかい?』なんて……。で、ホ、ホテル?どうしよう。今日は、金曜なんだし有りかも』

 と、愉しい空想に想いを馳せていると、『お言いつけ』の文字に目が止まった。 途端に、目の前が暗くなり、鳥肌が実際に立つほどの寒気に躯が固まった。

『ど、どうしよう。冗談じゃなかったんだ』

 彼からのメールに添えられていた『お言いつけ』と言う言葉が、頭の中をぐるぐる回り、怯えたように両手で細い肩を抱いて震えた。

『ご主人様は、本気だったんだ。どうしよう』  

小柄な躯に似合わず丸くたわわな胸は、キャミソールの薄い生地がそこだけピンと張っていて、ノーブラでは、ほんのりと朱い乳首が透けて見えそうだったし、ノーパンでは、少しでも体を動かせばタイトスカートのスリットから、淡い毛叢が覗けそうだ。

『こんな服着てくるんじゃなかった』

 咲織は、困惑してしまった。 ご主人様に満足して貰おうとすれば、恥ずかしさで躯が動かなくなりそうだった。 とは言え、最初からご主人様のお言いつけを守れないのでは、この逢瀬が最後のものになりかねない。 それだけは、なんとしても避けたかった。 また、それがご主人様の単なる冗談だったとしたら、自分が恥をかくだけで済む。

 もし、ご主人様が本気であったら、本気にさせたのは、「奴麗になってご主人様を悦ばせます」と謂った自分ではないか。 自分から謂って置いて、「あれは冗談です」としたのでは、大切なご主人様をこの自分が軽んじたことになる。 結果として、「奴麗を持つのが夢だ」と謂いにくい告白をしてくれたご主人様に恥を掻かせるのではないかと咲織は思った。

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☆ その4=奴麗になります。

 咲織の中で、いつの間にか三宅は犯さざるべき存在に神格化されていた。 ご主人様に恥をかかせるくらいなら、自分が羞恥に耐えた方が理にかなっている、と考えた。 それに、メールで最初に言いつけられた時から、ご主人様の機嫌を損ねてまで、下着を身につけていく強さが自分にないことも、なんとなく判っていた。

 その覚悟が自分の中で形作られながらも、まだ下着に身を守られている内から、羞恥で目眩がしそうだった。 その羞恥を覚悟することは、紛う方無く本当に性奴麗に成ることの証を自ら示すことであり、その現実に迫った怖さが咲織の心臓を鷲掴みにした。

 咲織のような幼さのまだ残る堅いOLに対して、ファーストデートに、まるで娼婦のようにノーパン・ノーブラで来い、と言うのは余りに酷い『お言いつけ』だった。 しかし、その酷い『お言いつけ』に従うことを言い出したのは、咲織の方だ。

「オレは、本来サディストなんだけど、未だに奴麗になってくれる理想的な娘に出会ったことがない。 奴麗を持つことが一番の、そして適わない夢かな。」

 はじめの頃の、『三宅さんの夢は何ですか?』と言う咲織の問いかけに対する、彼からの返事だった。 どこか、初めて告白するような感じがして、三宅にすっと近づけた気がした。

 咲織は、秘密を共有することの甘やかなくすぐったさと、三宅から『嬉しいよ』と言うメールが届くことへの期待から、彼の夢の存在とを、一も二もなく、受け入れてしまった。

「私で良ければ、喜んで三宅さんの奴麗になります。」
 その時は、それが何を意味するのかさえ判らなかった。 ただ、憧れの人の大切な存在になれた気がして、胸が膨らんだ。

 やがて、三宅から、
「とても馴染めないかも知れないよ。その時は、君が奴麗になってくれるという夢は諦めるから」
 と言われて、送られてきたSM小説を読んでも、嫌悪感も実感も沸かなかった。

 だから、その後でさえ、
「奴麗になれるよう頑張ります。これからは三宅さんのことを『ご主人様』と呼びますね」
 と、無邪気に書き送ったものだった。 まさか、小説の中の世界が現実に自分の身に起こるとは思えなかった。

 主人公は、鞭で打たれ、意志を無視して犯され続ける日々を送るだけではなかった。 奴麗である証として、家畜のように焼き印を柔肌に付け、ご主人様の使い勝手が良いように、また自身が人格を尊重されるべき存在では無いことを常に意識せざるを得ないように、肉体改造まで施されることを承知するという過激な小説であった。 それでも、幻想的で華麗な文体も手伝ってか、咲織は不思議なことに嫌悪感を抱きはしなかった。

 厳格なご主人様に完全に支配され、文字通り自己の全ての存在を委ねきってしまう事が出来た主人公にかえって仄かな憧れさえ抱いた。

『完全に頼られる人を見つけられて、彼女は幸せだったんだわ。 宿り木が大木を見つけたようなものかも知れない。 私にも、そんな人が持てるのかしら。』 

 それは、自分でも驚くような心の動きだった。

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