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『アンドロメダな朝』美少女とご主人様の愛の物語・毎日過激に更新中 

【絶対R18】愛故に奴隷になった美少女と愛する者を責め苛まずにはいられない男の愛の行方は。

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☆ 美沙の凄春その1=出会い。

☆ 今日から「アンドロメダな朝」番外編「美沙の凄春」を連載いたします。 アンドロメダ同様ご愛読いただけると嬉しいです。

美沙の凄春

『わあ、綺麗な顔。 眩しいくらい。 あんな男の子がいるんだ。 凛々しさの中に子供っぽい幼さと大人顔負けの知性が溶け込んでいる感じ。 それにしても涼しい眼。 爽やかな風が吹くみたい。』

 朝八時の大宮行き京浜東北線。 週に一度、朝一番から授業がある月曜日。 美沙は来週もきっと今日と同じ両目の先頭に乗ろうと心に決めた。 

 少年はすらりとした長身を今時珍しい詰め襟に身を包んで、春の朝陽を浴びて涼やかに戸袋に背を凭せ掛けていた。 時折、横腹を友人らしい幾分子供っぽい丸顔の少年に突かれ、横顔を見せる。 優美な鼻梁と涼しげな眼差し、それに引き締まったそれでいて愛らしい口元。 電車を降りるまで、しばしの目の保養と美沙は魅せられた様に少年を観察していた。 

『あぁ、あんな綺麗な男の子とデートしたかったな。 手を繋いで明るい街を歩き、ショーウインドを冷やかして笑い合う。 映画を見てお茶をしながら批評し合い、美味しい食事をして、ライブハウスで盛り上がって、キスをして。 そう、遊園地もいいな、ジェットコースターで悲鳴を上げる彼をからかって、ちょっと怒った彼のほっぺにキスをする。 ソフトクリームにハンバーガー、きっと綿飴も買って貰おう。』

『彼が新三年生として一つ、二年生だとすれば二つも年下よ。 美沙ったら、意外と年下好みだった? 中学の時に大人の町野教授に初恋したくらいだから、てっきり年上好みだと思ってたのに。』
 美沙は自分の妄想に可笑しくなって、一人吹き出しそうになっていた。 

「次は鶯谷、鶯谷です。」
 車内アナウンスが流れ、列車がホームに入る。 美沙は慌ててドアに向かった。美少年の右手のドアが開いた。 通り過ぎる瞬間、少年と眼が合った。 二人の間を何かが走った気がした。

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☆ 美沙の凄春その2=会うのが怖い。

 次の週
「あのぉ。」
 美少年に心を奪われていた美沙に童顔の方の少年が声を掛けてきた。

「お名前を教えていただけませんか? あっ、僕は飯田、飯田雅士、開成の三年です。」
 少年は頬を染めた。美沙はニキビを二つ三つ浮かべた少年の生真面目な顔に思わず微笑んだ。 
「山野美沙です。 芸大音楽科の一年生。」「じゃあ、そのバッグの中は楽器ですか。」
「そうよ。 フルート専攻なの。」
「フルートかぁ、素敵だなぁ。 お好きな曲は何ですか。」
「フォーレのシチリアーナ。 ただいま練習中。」
「また、話して貰えますか。」
「もちろん。 電車の中は暇だもの。 あなたのご友人と違って。」
 美沙は戸袋に背を凭せ掛けた少年を見た。 朝陽が横顔をシルエットに輝かせていた。
「あいつ、三宅一樹って言うんだけど、あいつは家で勉強しない主義だから、その分通学時間と学校だけは真面目に時間を使うんだって。 僕は、家で勉強させられる分、逆に電車の中ではぼーっとしていたいんだけど。」
「電車の中でぼーっとと言うなら私と一緒ね。」
 二人は笑顔を見せ合った。 

『そうか、彼は三宅一樹って言うんだ。 知的でしっかりした名前。 あの凛とした姿にはぴったり。』
 美沙の心に三宅一樹という名前が明るい春の陽射しと共にすうーっと入った。   
 
 それから暫くして、美沙はその車両に乗らなくなった。 いや乗れなくなったのかも知れない。 大人になったばかりの時、自分の中の子供の部分を、青い心を追い出したくなる様に、美沙はその少年を心の隅から追い遣っていた。 本当は少年を見るのが怖くなったと言うのが真相だった。

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☆ 美沙の凄春その3=小骨。

 まだ春と言うには肌寒さの残る日だった。 
演奏し終わると美沙はフルートから口を離す前に町野の顔色を窺っていた。 自分でも意識しない瞳の動きだった。 町野の優しい目尻の皺がふーっと濃くなり、顔全体に嬉しそうな笑みが拡がった。 自ら演奏したフィオーレ「シチリアーナ」の甘く柔らかな旋律に満たされた美沙の心に町野の笑みが沁み込んでくる。

『良かった。 先生に歓んで頂けた。』
 美沙は陽射しを受けて輝くフルートを顔から下ろし、濃桃色の唇をふわりと綻ばせた。 漆黒のショートヘアを軽やかに揺らして深々と頭と下げると、それが合図だった様に教室の空気が学生達の拍手に揺れた。

 町野もピアノの前で立ち上がり、自然な拍手を送っている。
「凄く良かったよ。 今の演奏なら、上級生に混じって、モーニング・コンサートに出ても可笑しくない。 ただちょっと気になる点があった。 後で私の部屋に来てください。」
 伴奏のお礼に近づいた美沙に町野は穏やかにそう告げると、美沙の返事を待たずに次の学生に演奏を促していた。

『気になる事って何かしら。 何処もミスはしなかった筈。 何か曲の解釈に問題でもあったのかしら。』
 町野の言葉が小骨の様に胸に引っ掛かり、聴かなくてはと思いながらも他の学生の演奏は美沙の耳をただ通り抜けていた。

「今日の演奏は本当に良かった。 シチリアの陽光あふれる穏やかな春が感じられた。」
 町野は教授室の応接セットで畏まる美沙に静かに話し始めた。
「でも、先程先生は気になる点があると仰いましたが。」
 町野の笑顔にほっと心を和ませた美沙の口から聞きたかった質問がすんなりと出た。

「あぁ、大したことではないんだが。 山野君は好きな人はいますか。」
 町野は一瞬躊躇った後に軽やかに聞いてきた。

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☆ 美沙の凄春その4=アーモンドの瞳。

『どうして、そんな事を。 今日の演奏と何か関係が。 どう答えればいいの。 好きな人は眼の前にいますなんて言えない。 中学の時に演奏を聞いてからずっと憧れていたなんて。』
眼の前の町野の姿に舞台の上で清らかな旋律と一体になったあの日の町野の姿が重なった。 美沙はまだ十五だったあの日、初めて心が震えるのを知った。 演奏が終わった時には割れるようなスタンディングオベーションの波の中でただ一人、止めどない透明な涙に立ち上がれなかった。 その想いが胸に鮮やかに蘇る。
 
美沙の頬にみるみる紅が挿していった。 まだ幼さの残る清楚な顔がより子供っぽく見えた。 それでいて男なら掌を伸ばさずにはいられない艶がひっそりと、しかし、しっかりと隠れていた。 

「いないのでしょう。 と言うか、まだ本当の恋さえしていない。 違いますか。」
 町野は楽しげに笑った。 人好きのする口元がきゅっと上がった。 
「そんな。 恋ぐらいした事あります。」
『一樹って言ったっけ。 あの綺麗な男の子。 何を考えているんだろう、私。』
 美沙はくりっとしたアーモンドの瞳をきっと上げて町野に向けた。 幼さがすっと影を潜め、はっとするような艶香がぱっと立ち上る。 

「ははは。 そう向きにならなくても。 山野君は遅生まれだからまだ十八でしょう。 本当の恋を知らなくても当然ですよ。」
「本当の恋です。 いい加減な気持ちじゃありません。 だって、もう何年も思い続けているんですから。 それに、そんなことと今日の演奏と何か関係があるんですか。」
美沙は強い口調で反論した後、急にもじもじとソファの中で細い肩を一層縮めた。 その姿を子猫を甘やかす様な眼で町野は眺めていた。

「判った。 判った。 でも、もしかしてその想いは片思いじゃないかな。 失礼。 決して責めても非難してもいないですよ。 ただ、山野君のフルートから何て言うのかな、艶と言うかシチリアーナに込められた痛みにも似た恋の歓びが響いて来なかった。 今の清らかで爽やかな演奏もまた十分に魅力的だけど、しっとりした女性の音も聴いてみたいと思ったんだ。」
 町野は美沙を宥める様に言葉を選んで話した。 いつの間にか腕を伸ばし、美沙のさらさらした髪をあやしていた。

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☆ 美沙の凄春その5=憧れ。

『私のシチリアーナは子供の演奏だと仰るんですね。』 
 美沙は真っ直ぐな視線を町野に向けた。
「じゃあ、先生が恋を教えてください。」
言っては駄目だと思いながらも、胸に溜まった想いが言葉になって零れるのを抑えられなかった。 想いを口にしてしまうと恥かしさが躯を襲い、躯が震えた。

「あっ。」 
 小さな叫びは町野の口で塞がれた。 町野は唇を付けたまますっと美沙の傍らに移動してきた。 驚きに力を無くした美沙のか細い肩が町野に包まれる。 

『あぁ。 こんな所で。 でも、でも、嬉しい。 』
 華奢な背に町野の力強さを感じる裡に、美沙の腕が自然と町野に廻されていた。 

元々骨の細い美沙の躯は華奢ながら、柔らかくぴったりと町野の体に填っていく。 町野は力いっぱいに美沙を抱きしめた。 背骨が軋み、その辛さに薄っすらと開いた美沙の唇に舌が差し入れられる。 町野の舌先が歯の裏を、そして上顎をと美沙の口の中の粘膜を擽っていく。 

美沙の胸の内に熱いものが湧きあがり、美沙は町野の舌を求める様に自らの舌を絡めていった。 町野の舌に誘われるままに美沙はおずおずと舌を町野の口の中に差し入れていく。 町野が自分にしてくれたのと同じ様に舌先を動かそうとした瞬間、強い力で吸われた。 舌の根からもぎ取られる様な痛みが美沙の下腹にずぅんと響く。 その痛みに躯中の力が抜け、代わりにむずむずと痒い様な痺れる様な悦びが込み上げてくる。 美沙の華奢な躯がひくっひくっと震えた。

「本当の恋を教えていいんだね。」
 町野は勝者の余裕を笑みに湛えて言った。
「はい。 教えて下さい。」  
 美沙は恋に濡れた瞳で町野を見上げていた。

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